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井上靖の原作を、「斑女」の権藤利英が脚色し、「女の橋」の中村登が監督した女性編。撮影は「秋日和」の厚田雄春が担当した。

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白川李枝は、老実業家宮原の告別式に参列した。宮原は李枝を女にした男である。終戦後父が死に、養母や異母弟妹たちの生活を見るためと、一人で自由に暮すために体を投げ出したのだ。三年が過ぎるころから、彼女は宮原の体に老醜を感じるようになった。宮原は思いきりよく李枝を手放した。宮原の美術顧問をしている館林が、李枝に画商になるよう勧めた。店を出す金は館林が宮原から借りてきた。店を出して半年経った。運転資金が不足した折、李枝は製薬会社の社長角井と関係をもった。それからまもなく、貿易商の三崎とも関係した。三崎にだけは、取引きでない愛を感じた。しかし、三崎はやがて別れ話をもちだした。宮原が死んでまもなくのことである。三崎は三十万円を置いて去った。李枝は彼を思いきった。今度は、館林の紹介で知った建築家司を愛するようになった。司には十年来病気で寝ている妻があったのだが。司に京都、奈良を案内してもらった。帰京後、二人の間には中国地方へ美術行脚に出ようという話がまとまった。李枝は、大阪で司の乗っている列車に乗りこむはずであった。その日、彼女は館林から意外なことを聞いた。司が病いえた妻を連れ、アメリカの大学に招かれて近々渡米するというのである。李枝は苦しみ、遂に旅立つことを諦めた。彼女は画商として一途に生きようと考えたのだ。李枝は、とある河口に降り立った。海は汚かったが、彼女は潮風に吹かれいつまでも佇んでいた。

作品データ

製作年 1961年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 88
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スタッフ

製作 深沢猛
原作 井上靖
脚色 権藤利英
監督 中村登
撮影 厚田雄春
音楽 黛敏郎
美術 佐藤公信
照明 青松明
録音 吉田庄太郎
スチール 梶本一三
編集 杉原よ志

キャスト

白川李枝 岡田茉莉子
館林吾郎 山村聡
司梶太 田村高廣
角井清一郎 東野英治郎
三崎洋一 杉浦直樹
宮原大三 滝沢修
新藤かね子 町田祥子
武田潔 川金正直
坂口みつ 水上令子
松村屋のお内儀 沢村貞子
看護婦 山内幸子
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2020/8/10更新
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