映画-Movie Walker > 作品を探す > 大当り百発百中

高田保の原作を、山内亮一籐善平が脚色し、「善人残酷物語」の春原政久が監督した明朗編。撮影担当は「銀座旋風児 嵐が俺を呼んでいる」の峰重義

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及川太郎はレコード会社の文芸部員。部長から作詞の催促をせまられ、芸術的良心との板ばさみで悩んでいた。そんな彼に一つの特技があった。競馬の予想だ。予想は百発百中だが、スリルの快感を味わうだけで彼は絶対に金を賭けなかった。予想を書いた手帖を新妻美知子が発見した。太郎の浮気の対象と誤解した彼女は大ムクレ。太郎の弁解を聞いた美知子は、家計のために金を賭けることをすすめた。太郎は自分の気持を理解されぬのを怒って家を飛びだした。酔って行きついたのがバー“ドドンパ”。そこへ来たのが愚連隊の白井一味。競馬でスッテンテンの彼らは機嫌が悪く、太郎の手帖をかっぱらった。中をみてびっくり、今までのレースが百発百中。白井は太郎をムリヤリに温泉マークに連れこみ、ダービーの予想をたてさせた。美知子は夫が帰らぬので大アワテ、部長も行方を探した。白井は情婦マユミを太郎に提供するなど、予想のひらめきを今か今かと待った。太郎は脱走をこころみたがダメ。マユミの悩殺的なサービスの結果、ついにひらめきが出た。馬の名はカロリーナ。ダービー当日--カロリーナは二着。白井は太郎をなぐりつけた。そこへ一着の馬が失格したと報せが入った。が、子分は馬券を全部すててしまっていた。部長と美知子がドアを破って入ってきた。怒った太郎は部長の頭をポカリとやった。そのトタン“あかく燃えてるその光……”にわかに作詞のインスピレーションが湧いてきた。これが大ヒットになったことはいうまでもない。

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作品データ

製作年 1961年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 66
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スタッフ

監督 春原政久
原作 高田保
脚色 山内亮一籐善平
企画 高木雅行
撮影 峰重義
音楽 松井八郎
美術 柳生一夫
編集 近藤光雄
録音 八木多木之助
スチール 寺本正一
照明 三尾三郎

キャスト

及川太郎 小沢昭一
及川美知子 松原智恵子
白井風太郎 加藤武
白井マユミ 千代侑子
池田 高原駿雄
中山 逗子とんぼ
東山 野呂圭介
トミイ 青木富夫
カンタ 神戸瓢介
ダイスケ 近江大介
杉之助 ジョージ・ルイカー
竹子 武智豊子
川原部長 由利徹
南利明
楽団の指揮者 井東柳晴
歌手 田代みどり
楽団の係員 玉井謙介
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