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「不良番長」シリーズの第十四作。脚本は「不良番長 突撃一番」の松本功山本英明。監督も同作より野田幸男。撮影も同作の稲田喜一が、それぞれ担当。

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新宿を根城にした、不良番長グループ・カポネ団、番長・神坂を筆頭に、サブ、ゼニ、ゴーカン、ギター、バクダン、コーラ、三回戦、ガリたちは、相変らず傍若無人に暴れまわっている。ある日、神坂は、ネリカン時代に知りあった西城に再会した。西城は東京進出を企てていた。一方、カポネ団の横暴に暴力団、加納組の圧力がかかり始める。博奕場を開いていた空ビルは追立てをくい、麻薬をやると、風俗嬢圭子に横取りされるなど、やる事すべて裏目になってしまう。折りも折、神坂とサブは風俗嬢幹施の容疑で警察に逮捕される。ようやく出所した神坂は、この逆境にも圭子をくどき、豊満な肉体をむさぼりうそぶく。「俺たちゃ野良犬よ、暴力団相手だろうが、餌の匂いにゃ喰いつくのが身上だぜ」。はからずも藤村製薬が新型覚せい剤を製造している情報をキャッチした神坂は、カポネ団をあげてこの勝負に賭ける。先ずブツを横取し、藤村製薬をおどし、首尾よく三千万円を獲得した。ところが、藤村は、裏で加納組と結託して麻薬で莫大な利益を上げているのだ。当然の事ながら、加納組のカポネ団に対する執拗な復讐が始まる。加納は西城の女を押さえて、西条に神坂殺しを強制すると共に、サブを人質にする。対決する西条と神坂。その時分けて入って来たガリ。ガリは西城の妹だったのだ。サブと三千万円の交換を要求する加納組。神坂は札束から一枚づつ札を抜き、百五十万円せしめ、交換に応じる。これで五分と五分、加納組の痛烈なカポネ団狩りが始まった。ゴーカン、ギター、ガリと次々と殺されていく。妹を殺され敢然と立ち上がった西条も銃弾に倒れる。「バラバラじゃいけねえ。相手のラウンドだろうが、ここは一発勝負してやるぜ」残ったカポネ団残党は、ナチのシュマイザーを主力武器に最後の殴り込みをかけるのだった。戦いは終った。生き残ったのは神坂と圭子のたった二人。虚脱した二人は狂ったようにオートバイを飛ばす。神坂の手にした現金のつまったスーツケースの蓋が開いている、宙に舞い散る札。それとも知らぬ二人は、オートバイを走らせつづける。

作品データ

製作年 1972年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 88
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スタッフ

企画 吉田達
脚本 松本功山本英明
監督 野田幸男
撮影 稲田喜一
音楽 八木正生
美術 藤田博
録音 内田陽造
照明 川崎保之丞
スチール 藤井善男
編集 長沢嘉樹
助監督 三堀篤

キャスト

神坂弘 梅宮辰夫
サブ 藤竜也
ゼニ 峰岸徹
ゴーカン 岡崎徹
ギター 久保浩
バクダン 誠直也
コーラ 安岡力也
三回戦 植田峻
ガリ 八並映子
圭子 池玲子
藤村房之助 永井秀明
大場総一郎 安部徹
加納栄造 内田良平
市丸 深江章喜
木島 八名信夫
西 西本良二郎
三浦 若梅邦夫
真理子 木原洋子
沢田 今井健二
青葉ルリ子 渡辺やよい
河内 佐藤晟也
フーテン政 中田博久
西城茂 山城新伍
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2020/9/20更新
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