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投稿レビュー(1件)野良猫ロック セックス・ハンターは星3つ

強烈な視線が忘れられない (投稿日:2009年8月10日)

 70年安保後のシラケムードの中にあって、まだまだ学園紛争華やかな、千代田区富士見町の我が母校は「全共闘・中核派」の拠点と言うこともあって、学生会館や学食にはアジビラが所狭しと貼られていました。そんなアジビラに雑じって、梶芽衣子主演の「野良猫ロック」シリーズの三本立てを自主上映すると言うビラと共にポスターが目に飛び込んできたのです。

 その強烈な視線と長い髪を掻き揚げる女っぽい仕草。梶芽衣子との始めての出会いでした。題名に「セックス」の文字が入っているのもピンク映画以外では珍しかった時代でしたが、他に鑑賞した二本を含めて、シリーズ最高傑作だと思います。長谷部安春監督はシラケムードを完全払拭するように、シャープな構図とカッティングによるスタイリッシュな映像美を堪能させてくれました。

 後の東映「女囚さそり」のクライマックスで、黒いつば広帽子に、黒のマキシコート、黒のパンタロンのイデタチで登場する梶芽衣子に、すんなりと入り込んで拍手喝采出来るのは「野良猫ロック」を観た人。刑務所を脱獄して、なぜ!?わざわざ、あんなファッションを!?どこで、あんなコスチュームを揃えたの!?と疑問符だらけになる人は「野良猫ロック」を見ていない人。

 PS…その後、多くの女性と出会いと別れを繰り返すことによって、あの強烈な視線はレズビアン特有の視線だと言うことが分かりましたが、梶芽衣子への想いは変わっていません。 »ガイドライン違反報告

投稿:晴耕雨読

評価:4
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