映画-Movie Walker > 作品を探す > 姿三四郎(1970)

早撮りの名手、渡辺邦男が手がけた日本男子の原型・姿三四郎。脚本・監督は実に七年ぶりの渡辺邦男。撮影は西前弘が担当。

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明治十六年、柔道が世人の注目を浴び出したころ、矢野正五郎は隆冒寺に紘道館を構え、従来の柔術に新理論を加え、その地位を高めようと意欲を燃やしていた。ある夜、正五郎は折あらば粉砕の野望を抱いていた門馬一味に襲われた。その現場に車夫として居合わせた、姿三四郎は、毅然とした正五郎の態度に惚れ込み、紘道館へ入門した。三四郎の柔術への情熱は異常なほどであった。正五郎はそんな姿をみるにつけ人間としてのあり方を教えるのだが、三四郎は恩師の言葉に反撥して、寺の蓮池にとびこんでしまった。一本の杭に身を任せ、一昼夜水の中で過した三四郎はやがて心眼を開いた。心業ともに一体になった三四郎は警視庁武術大会に出場した。対戦者は柔術界の雄、村井半助であった。三四郎は得意の山嵐で見事に勝つが、負けて勝者を讃える村井の人格と、その娘早乙美の純愛に挟まれ、苦悩した。そんな三四郎を打倒しようと待ち構えていたのは村井の高弟、桧垣源之助であった。勝利のためには手段を選ばぬ桧垣は、姿を憎悪し、さらに早乙美との恋をも賭けてその決闘の日を窺っていた。そして、右京ケ原に、宿命の対決をむかえた。生死を賭け、互に秘術をつくして、激闘をつづける三四郎と桧垣。三四郎は一瞬のスキをついて、桧垣を倒した。だが、禁じられた他流試合を自ら求めた三四郎は、右京ケ原をあとに一人旅立った。

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作品データ

原題 Dawn of Judo
製作年 1970年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 88
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スタッフ

監督 渡辺邦男
製作 江夏浩一園山蕃里
原作 富田常雄
脚本 渡辺邦男
撮影 西前弘
音楽 牧野由多可
美術 木村晃広
編集 辻井正則
録音 安田進
スチール 小尾健彦
助監督 田中進
照明 飯沼水彦

キャスト

姿三四郎 竹脇無我
矢野正五郎 高橋幸治
戸田雄次郎 森次浩司
壇義麿 小沢忠臣
津崎公平 大下哲矢
早乙美 尾崎奈々
村井半助 堀雄二
桧垣源之肋 高城丈二
玄妙和尚 曽我廼家明蝶
門馬三郎 加賀邦男
お澄 榊原史子
君香 白木マリ
三島総監 竜崎一郎
飯沼師範 武藤英司
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