映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 元祖大四畳半大物語

九州から上京して、下宿した本郷の四畳半の部屋を舞台に、そこで出会う人々との交流を描く人情ドラマ。アニメブームの立て役者、松本零士が本郷で下宿生活をしていた苦節時代をモチーフにした同名の漫画の映画化で脚本は「スケバンマフィア 肉刑」の熊谷禄朗と「赤い暴行」の曽根中生の共同執筆、監督は曽根中生と「銀河鉄道999」の松本零士、撮影は「若妻官能クラブ 絶頂遊戯」の森勝がそれぞれ担当。

0/5
この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

足立太は青雲の志を抱いて上京、本郷の第三下宿荘に下宿した。その下宿は、八十近いかくしゃくとしたバアさんと無愛想なジイさんが管理しており、案内された四畳半のカビ臭ささと薄暗さに太は仰天する。家賃前払いで早くも金欠病、さらに勤める予定の会社が倒産、太は愕然とする。失意のドン底で、太は下宿で理知的な美人のジュンに出会い、パット気持ちが輝いた。しかし、その彼女もジュリーというダメヤクザと同棲していたのだ。太は困窮生活から脱出すべくアルバイトに精を出すがドジの連続。そんな太を、ジュンは優しくなぐさめ、そして躰を重ねた。太十九歳の春であった。太は電気屋でバイトを始めた。しかし、そこでもドジの連続、主人の健二は太をクビにした。太に好意を抱いている同じ店の早苗の気持ちも知らずに。数日後、太の元へ早苗がたずねて来て、来月挙式すると話す。その夜、挙式を祝ったあと、二人は結ばれた。翌朝、太の枕元に置き手紙があった。「義兄と式を挙げます。義兄が最初だなん不潔でいやだったんです……」。第三下宿荘には事件が絶えない。組を除名されたジュリーのために、ジュンがブルーフィルムのモデルをかって出る。太はジュリーを「人間のクズ!」と言って追い回す。数日後、下宿にパトカーがやってきて大騒ぎ。ジュリーの組の幹部がワイセツ物の販売であげられ家宅捜査にやってきたのだ。そんな騒動の中、花嫁姿の早苗が現われ、「あなたに見てもらいたかったの」と言い残して去っていった。泣いているのか笑っているのか判別できない早苗の顔を呆然と見る太の耳元に「今なら間に合うわ」とジュンがつぶやく。太の耳元から一筋の涙が頬をつたって落ちた。ジュリーたちが参考人で連行されたあと、太は一人膝小僧をかかえて暗い部屋にうずくまっていた。「いつかみちょれ」太は口びるをかんで涙をこらえていた。今、この大四畳半には確かに青春が、月光に照らされながら息づいている。

見たい映画に
登録した人
1

作品データ

製作年 1980年
製作国 日本
配給 にっかつ
上映時間 97
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

製作 三浦朗
企画 佐々木志郎進藤貴美男
原作 松本零士
脚本 熊谷禄朗曾根中生
監督 曾根中生松本零士
撮影 森勝
音楽 大野真澄
美術 柳生一夫
録音 小野寺修
照明 木村誠作
スチール 井本俊康
編集 山田真司
助監督 堀内靖博
主題曲 加藤登紀子

キャスト

足立太 山口洋司
ジュリー 前川清
ジュン 篠ひろ子
ジイさん 若宮大佑
ばあさん 原泉
マーちゃん 関根勤
ソコジカラ ガッツ石松
ラーメン屋の親父 左右田一平
早苗 松本ちえこ
健二 林ゆたか
鈴木巡査 日野道夫
坂金 坂田金太郎
トラボータ ジェームス・ハント
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
僕と世界の方程式
僕と世界の方程式

国際数学オリンピックで金メダルを目指す少年の姿を描く実話ベースの青春ストーリー

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 元祖大四畳半大物語