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投稿レビュー(3件)悲しみよこんにちはは星3つ

カラー映像でのジーン・セバーグは綺麗だが… (投稿日:2015年12月23日)

原作はサガン。
現実パートが「モノクロ」、回想シーンが「カラー」の映像で、カラー部分が綺麗。
ジーン・セバーグの服のカラフルさが良かった。
物語は、今となっては、良くある話という気がする。
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投稿:たっかん

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自殺なんてするわけない (投稿日:2012年4月20日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

何十年ぶりかで見直して、フランス映画とばかり思っていたのが、実はコロンビア映画(米英合作)で台詞も英語、主役のジーン・セバーグもアイオア出身のアメリカ女優と知った。原作者のサガンと歌姫グレコの印象が強烈だったのだ。長年の誤解は解けたが、なんだか寂しい。

夏の避暑地の別荘で過ごす裕福な父子。映画は富裕層の贅沢さを見せつける。日本でも同じ頃『太陽の季節』で金持のドラ息子の生態を見せたのと同じ設定だ。庶民の覗き趣味を満足させ、羨望をつのらせる映画の一つの手法だ。

親子と言うよりは恋人みたいな父レイモンと娘のセシール。多分母は亡くなっていて、父は身軽に浮気を繰り返す。セシールも父の女と仲良くし、昼は水泳、夜はパーティーで男にかしずかれ、勉強などはどうでも良く、拘束のない日々を「青春」だと思いこんでいる。

「私は17歳で、全く幸福だった」とセシールはいうが、親子共々浅薄感は否めない。そこへ母の友人のアンヌがやって来る。知的な彼女に父はすっかりいかれて求婚する。アンヌはまたセシールの危なっかしさを懸念して保護者振りを示そうとする。セシールにとっては父を奪われ、その上干渉されてはたまらない。なんとか策をつくってアンヌを追い出そうとし、それは成功するのだが・・・という筋書き。

計画は成功したように見える。だがセシールが作った策略は彼女の知能程度と同じようにたわいない。馬鹿な父がそれにはまったとしても、聡明なアンヌがひっかかるだろうか。原作はセシールの「心の揺れ」をもう少し書き込んでいるが、映画はそれを伝えきれず、アンヌはひたすら「他者化」される。

聡明なアンヌがこの程度の男と婚約してしまう「弱さ」を追求できないのもこの映画の弱さだが、パリの有名デザイナーで男性観に富んでいる中年の彼女が、レイモンの裏切りに失望したとしても、そんなことで自殺を図るわけがない。あれは単なる事故である。それを自殺と断定して自分を責めるセシールは「理性のしたたかさ」を理解できない愚鈍な女に過ぎない。
(岩間シネクラブ「思い出名画座」で鑑賞) »ガイドライン違反報告

投稿:すすむA

評価:2
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母親の不在と父親と娘 (投稿日:2011年3月11日)

ひとことで言おうとするとこうなるであろうか。
原作を読んで以来、誰がどの役をやるのか、ハラハラドキドキして見ました。
ほぼ原作通りだと思います。それにしても、わずか18歳でこの作品を出版社に持ち込んだサガンの力量たるや、素晴らしいものがありますね。
日活の青春映画の元になった、と言えば良いか。若い頃の情熱と残酷さを描いた作品です。
しかし、ここに出てくる父親は、莫大な資産と娘への惜しみない愛情、そして女好き・・・、こういう人はめったにいないと思うけど。やはり女性のある意味理想か。
母親の不在にかこつけて、次々と愛人を作る父親。それが愛人である内は良いけど、結婚して、新たな母親となると反対する娘。なかなか面白い発想です。 »ガイドライン違反報告

投稿:ミチさん

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