映画-Movie Walker > 作品を探す > 若妻日記 悶える

ブルー・フィルム史上幻の名作といわれた“風立ちぬ”をはじめ、数々のブルー・フィルム製作に没頭した人間たちの熱念や生きざまを描く。脚本は「ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!」の下飯坂菊馬、監督は「むれむれ女子大生」の林功、撮影は同作の山崎敏郎がそれぞれ担当。

0/5
この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

風に謡れる真菰。黙々と働く若い男女。燃えるような真夏の陽ざしの下で、若妻の肌に汗が光る。初々しく美しい若妻は、夫の熱い視線を受けて伏目がちに恥じらう。夫の手が静かに若妻のもんぺの中へ。あらわになる若妻の太腿。若妻の恍惚とした表情……。「風立ちぬ」は日本のブルー・フィルム史上に幻の名作と言われる伝説的作品だった。この映画の監督である赤沢は、昼、区役所に勤める平凡なサラリーマンである。しかし、ブルー・フィルム製作となると、異常な執念を燃やし、自分の作品は芸術作品として疑わない。赤沢がとり分け「風立ちぬ」に異様なほど情熱を傾けた理由は、実は若妻役を演じた民子という女が、赤沢と十六年前に結婚し、ある痴情事件がもとで別れた洋子にそっくりなためであった。赤沢は今だに洋子の幻を追い続けていた。民子の写真を見ながら自慰行為にふける赤沢のマンションへ、以前赤沢の映画に出演した早苗が子供を背負って訪ねて来た。亭主に捨てられ男を求める早苗に、赤沢はカメラマンの広田を紹介する。早苗は広田と意気投合し、彼のリードで久しぶりの男に酔いしれた。そんなある日、新宿の上映会で「風立ちぬ」が警察の捜査を受ける。「風立ちぬ」を捜査のため見ていた警察官の一人が民子を見つけた。赤沢の憧れる民子は、補導歴があった。取調べを受けた民子は、赤沢の連絡先をあっさり言ってしまう。連行された赤沢は冷静に自作品の芸術性について説明した。しかし、民子が更正しかけた時に、この映画に出演したために失落した貢仕を追求され、自分の過失を知らされた赤沢は、もはや情熱も希望も失なっていた。赤沢は懲役二年の判決をうける。法廷で無表情に立ちつくす赤沢。法廷を出る赤沢に悪びれた様子はなかった。しかし、その後ろ姿には、ことばでは語りきれない男の寂寥感が漂っていた。

見たい映画に
登録した人
0

作品データ

製作年 1977年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 69
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 林功
製作 岡田裕
脚本 下飯坂菊馬
撮影 山崎敏郎
音楽 高田信
美術 渡辺平八郎
編集 井上治
録音 秋山一三
スチール 浅石靖
助監督 山口友三
照明 松下文雄
制作補 山本勉

キャスト

赤沢淳 多田幸男
並木良子 梓ようこ
早苗 山科ゆり
ゴン 浅見小四郎
三郎 沢田情児
広田 大江徹
タモツ 清水国雄
チョロ 庄司三郎
中村桂子 松井康子
洋子 小川恵
三原 木島一郎
中島 浜口竜哉
明美 梨沙ゆり
村娘 しば早苗
女事務員 白川いづみ
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
世界から希望が消えたなら。
世界から希望が消えたなら。

赤羽博監督がメガホンを取り竹内久顕が映画初主演する余命宣告を受けたある男の物語

ジョーカー
ジョーカー

孤独な男が巨大な悪へと変貌していく悲劇の物語をホアキン・フェニックス主演で描く

イエスタデイ
イエスタデイ

『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督がザ・ビートルズの楽曲で綴る物語

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 若妻日記 悶える