映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑

徳川時代の苛酷な刑罰の数々をドキュメント・タッチで描く。脚本は「女必殺五段拳」の志村正浩、と大津一郎、監督は「戦後猟奇犯罪史」の牧口雄二、撮影も同作の勝木勝夫がそれぞれ担当。

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寛永5年、長崎。長崎奉行所与力・佐々木伊織は、狩りに出かけ、まむしに噛まれてしまうが、丁度、通りがかった野良着姿の登世が、何のためらいもなく唇を真っ赤に染めて伊織の肌から毒を吸い出した。数日後、伊織は登世の家を訪ねるが、禁教令にそむく邪宗徒として登世の家族は長崎奉行所へ連れていかれた後だった。長崎奉行所、お仕置場--。十数人の邪宗徒たちに対して、棄教させるための拷問が行なわれている。彼らの額や体に容赦なく十字架の焼印が押しあてられる。なまぬるい拷問にあきたらぬ奉行の高坂主膳は、与力の黒田掃門に命じて、さらに残忍な拷問を命じた。陶製の豚の中に男を入れ、その下から火を焚く、むし焼きの刑。百匹あまりの蛇がひしめきあうガラス箱に女を入れる、蛇責めの刑。ついに登世の父・茂造が選び出され、滑車でつり上げられた巨大な石の下に座らせられる。伊織はなすすべもない。やがて、石が茂造の上に落とされ、後には血と肉片が散乱する。岩石落としの刑である。つづいて登世の母・よしは裸にされたうえ両手両足を縛られて、強く熱した鉄板の上に放り投げられる。全身が焼けただれ、まっ黒になって息絶える。鉄板焼きの刑である。この日の刑は、ここで終ったが、登世と伊織の仲を嫉妬した高坂は、登世を強引に側女にした。そして、毎夜、伊織を寝室に呼び寄せ、彼の目前で登世を責めるのだった。ついに思いあまった伊織は登世を連れて逃亡するが、すぐに捕われてしまった。そして、登世は姦通の罪により、当時、残酷刑として最も恐れられていた牛裂きの刑に処せられることになった。地面に大の字にくくりつけられた登世の足首に綱が縛られ、片足ずつ二頭の牛につながれる。登世の足の角度が開き、処刑史が牛の尻をたたく。と同時に反対方向に走り出す牛。おびただしい血の噴射とともに登世の肉体が真二つに裂かれるのだった……。

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作品データ

製作年 1976年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 80
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スタッフ

企画 本田達男
脚本 志村正浩大津一郎
監督 牧口雄二
撮影 勝木勝夫
美術 山下謙爾
録音 伊藤宏一
照明 井上孝二
スチール 木村武司
編集 玉木濬夫
助監督 野田和男

キャスト

佐々木伊織 風戸佑介
登世 内村レナ
高坂主膳 汐路章
黒田掃門 岩尾正隆
弥吉 長島隆一
捕り方 司裕介
捕り方 藤沢徹夫
茂造 疋田泰盛
よし 丸平峰子
みつ 増田美紀
荒木久兵衛 村居京之輔
山下義明
奈辺悟
真鍋美保
萩窪明美
捨蔵 川谷拓三
おさと 橘麻紀
おたみ 八木孝子
おみよ 城恵美
虎吉 木谷邦臣
鬼松 小峰一男
竜太 北川俊夫
徳兵衛 北村英三
遣手婆 若林美津恵
卯之助 野口貴史
人足 笹木俊志
伝兵衛 有川正治
けら吉 宮城幸生
ピン助 畑中伶一
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