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父と兄の仇を求めて難攻不落の宿敵に立ち向う主人公を描いた空手アクション。脚本は「お祭り野郎 魚河岸の兄弟分」の掛札昌裕と「戦後猟奇犯罪史」の中島信昭、監督は「子連れ殺人拳」の山口和彦、撮影は「必殺女拳士」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。

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メキシコで闘技の修業を積み世界各地を転戦し連戦連勝したアイアン・ドラゴンこと竜崎鉄次が日本へ帰って来た。鉄次の帰国第一戦、世界武闘空手選手権が行なわれることになった。だがチャンピオン唐木誠の防衛戦であるこの試合は、唐木のオーナーで吉羅本ジム会長・吉羅本伝造が仕組んだ八百長試合で、試合前に唐木の勝が決っているのだ。しかし、鉄次は唐木をKOしたために、吉羅本ジムのトレーナー矢野一派に追われるようになった。だが、自ら火中に飛び込もうとする鉄次には、それなりの目的があるのだ。8年前、鉄次の父と兄が沖縄の海底に沈んでいた金塊を探りあてたのだが、吉羅本兄弟にその金塊を奪われ、殺されてしまったのだ。一方、鉄次に敗れ、ジムを破門された唐木は、妹の絵利子の制止も聞かず酒を呑み、身を持ちくずしていった。鉄次は、吉羅本の本拠地である奇厳城に忍び込むが、忍者群と屈強な武芸者に邪魔され、危機一髪のところを、クラブ歌手・直美に救われた。吉羅本の情婦である直美は鉄次の亡き兄のフィアンセだったのだ。自暴自棄な唐木と再会した鉄次は、唐木を打ちのめした。だが、破れた唐木は再び武芸者としての道を歩む決心をするのだった。吉羅本ジムで伝造を待ち伏せした鉄次は、朝鮮拳法の鉄拳、伝造の弟・利之に阻止され、利之を倒したが伝造を逃がしてしまった。伝造は絵利子を誘拐し鉄次を奇厳城におびき寄せた。その鉄次の前に現われたのが中国拳法の根切達也だった。この二人の死闘の間に、唐木は妹の救出に向ったが、伝造が飼っている猛虎シーザーに殺されてしまった。一方、断崖から転落した鉄次は直美の必死の看病により快復した。その直美も絵利子を救出しようとしてシーザーに殺された。鉄次は再度、奇厳城に突入、根切を破った。そして鉄次はシーザーに腕を噛ませた瞬間、己れの鉄拳をシーザーに命中させた。そして鉄次は、長年の憎しみを込めて伝造の息の根を止めるのだった。

作品データ

製作年 1976年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 88
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スタッフ

企画 太田浩児
脚本 掛札昌裕中島信昭
監督 山口和彦
撮影 仲沢半次郎
音楽 小杉太一郎
美術 北川弘
録音 宗方弘好
照明 梅谷茂
スチール 加藤光男
編集 田中修
助監督 深町秀煕

キャスト

竜崎鉄次 倉田保昭
伊波良一 清水健太郎
唐木誠 矢吹二朗
絵利子 遠藤薫
松原直美 土井かつえ
吉羅本伝造 石橋雅史
吉羅利之 堀田真三
矢頭 深江章喜
島野甚作 樋浦勉
穴川鉄拳 紅幸治
張犬鬼 竜拳二
佐々木剣八 斎藤一之
猪俣心軒 小池良一
摩文仁猛賢 久地明
吉川嶮山 北九州男
嫌竜 原田力
ケン・シュナイダー 光本大介
大田黒 小林稔侍
鴨下 亀山達也
岡野 山本昌平
岩佐 西本良二郎
加納 比良元高
バーテン 三重街恒二
花田 春田二三夫
坂井 高橋健二
アナウンサー 森祐介
竜崎健一 土山登士幸
竜崎軍平 近藤宏
スナックのママ 章文栄
根切達也 大塚剛
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2020/9/20更新
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