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“ドリフ”シリーズ第16作目。ヤクザ、悪徳業者を相手に闘う善良な人々を喜劇タッチで描く。脚本は「ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!」の加瀬高之、監督は脚本も執筆している同作の瀬川昌治、撮影も同作の丸山恵司がそれぞれ担当。

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ここ横浜・伊勢浜町は平和で小さな町だったが、レジャービル建設をめぐって、腕ずくでも立ち退かせようとする暴力団と、自分たちの土地を守ろうとする住民たちが対立していた。錨長太郎は、小さな広告店を経営していたが不況で倒産、流れ流れて律勢浜にやって来て、部下の中西弘次とインチキ広告屋を始めた。そして、住民が、暴力団・大神組々長の子分に強迫されている事を聞き込み、町内会々長で“クラブ蝶々”を経営しているミヤコに相談して、町内新聞を発行して正義を大衆に訴えようとした。暴力をふるわれた印刷屋の高井風太にも協力してもらい、いよいよ創刊となった。だが、所詮はインチキ会社、アイデアが浮かばない。そんな時に、長太郎は自殺未遂をしたヒデオという男を連れて来た。ヒデオは田舎から警官を目指して上京したのだが、試験に落ちて生きる希望が無くなったのだった。ところが、このヒデオが、寝言の中でびっくりする程のアイデアをシャベリまくったのだ。今流行の劇画の世界で動物を使い、悪人を滅亡させるという奇想天外な話だった。一方、めぐみは、巡査の志田の協力で人形劇によって子供たちに悪の追放を呼びかけていた。実は、めぐみの父・熊田卓造は、かつては町内の人気者だったが、今では不動産会社を大神とグルになり経営、人々から憎まれているために、めぐみは反撥して家を飛び出していた。ヒデオのアイデアの主人公ゴジレンジャーの劇画は、世間の共感を呼び、週刊スクープ社の津川などからは、一千万円の契約金を出す、などと言って来た。長太郎は勿論、承諾したのだが、ヒデオとめぐみは、儲けのためには描かない、と拒否した。やがて、卓造は、めぐみの人形劇の行動を知り、羞恥心から町内会に妥協することになった。しかし、腹の虫がおさまらない大神は、最後の手段として、めぐみを誘拐した。この事を知った長太郎たちは、横浜本牧埠頭で追いつ追われつの大格闘の末、大神一派を警官に引き渡した。

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作品データ

製作年 1975年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 95
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スタッフ

監督 瀬川昌治
製作 猪股尭
劇画 石森章太郎
脚本 加瀬高之瀬川昌治
撮影 丸山恵司
音楽 いずみたく
美術 重田重盛
編集 太田和夫
録音 田中俊夫
スチール 金田正
助監督 増田彬
照明 三浦礼

キャスト

錨長太郎 いかりや長介
加藤ヒデオ 加藤茶
中西弘次 仲本工事
高井風太 高木ブー
志田けん 志村けん
熊田卓造 金子信雄
熊田めぐみ 榊原るみ
ミヤコ ミヤコ蝶々
加藤敏江 園佳也子
おたみ 浦辺粂子
コツペ 長谷川コッペ
津川 財津一郎
小島 笑福亭鶴光
大神 伊東四朗
岡ゆたか 豊岡豊
石毛 鈴木ヒロミツ
郵便屋 立原博
歌手 キャンディーズ
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