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昭和初期、東京・山の手を舞台に中年実業家の友情を描く。向田邦子原作の同名小説の映画化で、脚本は「座頭市」の中村努が執筆。監督は「極道の妻たち 三代目姐」の降旗康男、撮影は同作の木村大作がそれぞれ担当。

4/5
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昭和12年春。中小企業の社長・門倉修造は、軍需景気で羽振りがよく、また男前で妻・君子がいながら女性関係が絶えなかった。一方、水田仙吉は会社勤めのつましいサラリーマンで、性格も地味だが二人は気が合い20数年来の付き合いを続けていた。その水田が3年半ぶりに地方転勤から東京に帰り、門倉は再び水田一家の付き合いを始めた。ある日、水田の娘・さと子は君子の紹介で帝大生・石川義彦と見合いをしたが、仙吉は身分不相応と断わった。しかし、さと子と石川は互いに惹かれ合い、デートを重ねるのだった。門倉と水田の妻・たみは家族ぐるみの付き合いの中で互いに好意を持つが、それは自分の胸にだけ秘めたる想いだった。女に真面目だった仙吉も門倉の紹介で芸者まり奴に執心。門倉はたみを心配し、無理矢理まり奴を横取りするが、その行為はかえって君子や仙吉を傷つけることになった。門倉はたみに惹かれていく自分に歯止めをかけようと料亭で仙吉に喧嘩を売り、水田家と絶縁した。義彦は特高に捕まり、水田はさと子に別れるよう勧めたが、二人の気持ちを離すことはできなかった。仙吉がジャワ支店長として転勤することが決まった時、門倉は最後の別れを言いに水田家を訪ねた。その時義彦も召集令状を受け取りさと子に別れを告げにやって来た。門倉は雪の中を去っていく義彦をさと子に追わせ、自分は水田家で久しぶりに仙吉、たみと酒をくみ交わしたのだった。

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作品データ

製作年 1989年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 114
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スタッフ

監督 降旗康男
プロデューサー 石井幸一伊藤伴雄進藤淳一
原作 向田邦子
脚本 中村努
企画 市古聖智
撮影 木村大作
音楽 朝川朋之
美術 村木忍
編集 飯塚勝
録音 橋本泰夫
記録 石山久美子
スチール 橋本田鶴子
助監督 大河原孝夫
照明 増田悦章
題字 中川一政
衣裳 斉藤育子
製作担当者 徳増俊郎

キャスト

レビュー

何度でも観たい人間ドラマ

投稿者:たっかん

(投稿日:2012/4/11)

降旗康男監督作品「あ・うん」は、言うまでもなく向田邦子原作の…

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