映画-Movie Walker > 作品を探す > 椿姫(1988)

オペラが好きなタクシー運転手と芸者の情熱的な愛を描く。ベルディの歌劇「椿姫」をモチーフに「男はつらいよ 寅次郎物語」の山田洋次朝間義隆が共同で脚本を執筆。監督は「二十四の瞳(1987)」の朝間義隆、撮影は同作の花田三史がそれぞれ担当。

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北海道・釧路のタクシー運転手、格次郎は、ある日客としてオペラ歌手の水原智絵子と弟子の美紀を乗せた。格次郎が熱狂的なオペラ・ファンだったことから話がはずみ、彼は道すがら自分の恋物語を語った。格次郎は4年前、タクシー業者の忘年会で芸者の小雪と会った。彼女は二次会の席で意外にもオペラ歌手なみの声で「乾杯の歌」を歌い、格次郎を驚かせた。小雪はオペラを習ったことがあると言い格次郎と意気投合した。格次郎は数年前に妻と別れ、二人の子供と暮らしていた。実兄の福太郎から再婚を勧められるが、小雪のことが忘れられない。ある日、格次郎は札幌駅で小雪とパトロン風の男を乗せてしまう。格次郎と知らず二人は口喧嘩するが、目的地で男が降りたすきに彼は車を発車させた。格次郎は小雪と恋の逃避行を続けるが、兄に連れ戻された。小雪は優柔不断な格次郎に愛想を尽かして去った。しばらくして小雪が札幌に店を出し、格次郎はいつか約束したオペラ「椿姫」のチケットを持って訪ねたが、小雪は病気で休んでいた。オペラの当日は店の若いホステスが代わりにやって来た。小雪が入院していると聞き、格次郎はオペラを見ずに病院へ車を走らせた。再会した小雪はやつれていた。水原智絵子と美紀は格次郎の話に聞き入り、悲恋話に涙ぐんでいた。目的地が近づき、結末を聞くと、なんと小雪は元気になり、格次郎と結婚して今は子供の面倒をみているという。水原智絵子のステージの日、客席には仲睦まじい格次郎と小雪の姿があった。

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作品データ

製作年 1988年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 96
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スタッフ

監督 朝間義隆
製作 田中康義
プロデューサー 名島徹
脚本 山田洋次朝間義隆
企画協力 北海道放送
撮影 花田三史
音楽 三枝成章
美術 芳野尹孝
編集 後藤彦治
録音 小林英男
スチール 金田正
助監督 梶浦政男
照明 山ノ上実

キャスト

小雪 松坂慶子
千厩格次郎 加藤健一
水原智絵子 秋山恵美子
千厩福太郎 すまけい
遠山 鈴木ヒロミツ
川島伸之助 大滝秀治
酒井美紀 秋吉満ちる
順子 中本美鈴
美津子 渡辺多美子
昌江 宮下順子
菅原 浦田賢一
鎌田 石倉三郎
観光旅行の3人組 正司歌江
観光旅行の3人組 正司照枝
観光旅行の3人組 正司花江
ヴィオレッタ 秋山恵美子
アルフレード 藤原章雄
ジェルモン 木村俊光
指揮 増井信貴
オーケストラ 新星日本交響楽団
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