日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群|MOVIE WALKER PRESS
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日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群

1988年3月29日公開,105分
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永遠の女性像を求めて彷徨う男たちの姿を描く。やまさき十三、さだやす圭原作の劇画「おかしな2人」の映画化で、脚本は「さびしんぼう」の剣持亘と「漂流教室」(潤色)の小倉洋二、大林宣彦と薩谷和夫が共同で執筆。監督は同作の大林宣彦、撮影は長野重一がそれぞれ担当。

映像の魔術師・大林宣彦の世界【『海辺の映画館-キネマの玉手箱』特集】

映像の魔術師・大林宣彦の魅力に迫る PR

余命3か月を宣告されながらも、故郷である尾道を舞台にした超大作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を完成させ、今年4月10日に82年の生涯に幕を下ろした大林宣彦監督。本特集では大林監督が手掛けた作品群から、その平和へのメッセージを解き明かす。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

少年・山倉修(7歳)は体が弱く、将来は大好きな汽車に乗ることを夢みていた。それから18年が経ち、優しかった母も亡くなり、山倉は旅人となってある海辺の町にいた。そこでゴツイ男・室田幸男と知り合う。金貸しの彼は変な発明ばかりしている山倉に投資しては、いつも失敗していた。ある日、成田和美が室田の事務所を訪ねた。二人は幼馴染みで14歳の頃、夕子という7歳の少女と一緒によく遊んでいた。成田はその時「将来、夕子を嫁さんにする」と宣言。三人は約束したが、やがて室田も夕子を愛するようになり、告白した。幼い頃の約束を破った室田は指をつめようとしたが、もみ合っているうちに止めに入った成田の指が飛んでしまった。夕子も室田を愛するようになり、さやかという娘も生まれた。成田の母・おせんは若い頃憧れていた俳優・水城龍太郎主演の映画「上海帰りのリル」を上映したが、そこにかつてのライバル・おたかが現われ、終映後二人は刺し違がえた。室田は恩師の正田にも金を貸していたが、返さないうちに死んだため、その娘、紅子が事務所で働くことになった。やがて室田は強引な取り立てから恐喝の容疑で逮捕されたが、紅子が家を売って保釈金をつくり出してくれた。そして、紅子は室田と一夜を共にすると町を去った。山倉はプラスチックを食べるバクテリアを発見するが、これも失敗して再び旅立つ決心をした。成田は女親分だった母の後を継いで組長となり、室田は夕子とさやかの三人、親子水いらずでボートに乗るのだった。

作品データ

製作年
1988年
製作国
日本
配給
アートリリンクス
上映時間
105分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

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