映画-Movie Walker > 作品を探す > ドン松五郎の生活

人間の言葉を喋る犬、ドン松五郎をめぐって起きる騒動を描く。井上ひさし原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「海に降る雪」の中田新一、撮影は「ひとひらの雪」の川上皓市小林達比古がそれぞれ担当。主題歌は、西村知美(「夢色のメッセージ」)。

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松沢圭子は小学生の頃、家族とハイキングした際、一匹の仔犬を拾った。仔犬はドン松五郎と名づけられ、三年の歳月がたち、圭子は中学生になっていた。圭子の父、きよしは売れない小説家で、副業としてTVの奥様ワイドショーの企画を担当している。今日も松沢家に、野山プロデューサーが訪れ、新鮮な企画はないかときよしをせっつく。見かねたドン松五郎は、犬族の淀を破って、ワープロを使って喋ってしまった。その事実は野山に知らされ、ドン松五郎は圭子と共に奥様ワイドショーに出演。ワープロを打ち、人間の言葉がわかる犬とたちまちスターになる。圭子の母、久子がTV局と契約、サイン会、CM出演などと、久子をマネージャーにし、ドン松五郎は忙しい日々が続く。内閣調査室長、土屋は総裁選挙を控え、福山教授の犬は人間の言葉を理解するという研究をもとに、犬を訓練して政治に利用することを考えていた。そして、ドン松五郎にめをつける。奥様ワイドショーの特別版に、再び圭子と出演したドン松五郎は、評論家の和田にペテン師よばわりされた。怒ったドン松五郎は、全ての犬は人間の言葉がわかると暴露してしまう。それを知った人間たちは犬を捨てはじめ、ドン松五郎の恋人おぎんも捨てられた。飼主の政治家、岡崎の献金の取り引きの際、そばにいたという理由からだ。土屋の動きに気づいた岡崎は福山を誘拐した。ドン松五郎は犬の掟を破ったので、犬たちの裁判にかけられた。やって来た圭子は、「ドンは卑法者でない、どうして皆、自分たちの都合ばかりで目をつぶって、人間の心を変えないのか」と説く。岡崎たちは犬の言葉がわかる圭子を誘拐した。後を追うドン松五郎。通りかかって異変を知った圭子の弟、浩一は、おぎんと共に気球に乗って追跡する。ドン松五郎が途中、仲間の犬に知らせたため、彼の後を犬の集団が揃って追う。圭子は一軒の家に連れてこられ、追って来たドン松五郎も岡崎たちに捕えられてしまう。そのとき、犬たちが窓をやぶって飛びこんで来た。犬の集団に降参した岡崎たちは犬たちに謝り、やって来た警察に捕まった。平和がもどり、圭子と浩一と散歩にでたドン松五郎は、土屋の手下に銃で狙われる。ドン松五郎はそれに気づき、向かっていくが銃声と共に姿を消すのだった。

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作品データ

製作年 1986年
製作国 日本
配給 東宝東和
上映時間 103
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スタッフ

監督 中田新一
製作 石川洋
プロデューサー 八木欣也
原作 井上ひさし
脚本 中田新一
企画協力 青島幸男青野暉
撮影 川上皓市小林達比古
音楽 川崎真弘朝川朋之
主題歌 西村知美
美術 松井敏行
編集 川島章正
録音 信岡実
スチール 野上哲夫
ドッグトレーナー 宮忠臣
助監督 森清和夫天間敏広
照明 磯崎英範

キャスト

松沢きよし 前田吟
松沢圭子 西村知美
松沢浩一 中嶋義実
角田ふさ 岡田嘉子
テレビ司会者・小山 前田武彦
和田評論家 ミッキー安川
テレビ司会者 下絛アトム
野山プロデューサー 藤岡琢也
土屋(内閣調査室長) 石橋蓮司
久保田(政治家秘書) 高城淳一
岡崎富子 塩沢とき
福山教授 小沢栄太郎
岡崎満男 ハナ肇
松沢久子 名取裕子
ドン松五郎の声 イルカ
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