映画-Movie Walker > 作品を探す > チ・ン・ピ・ラ(1984)

渋谷を舞台に、自由気ままな二人のチンピラの生き方を描く。脚本は、昨年他界した「竜二」の金子正次と同作の川島透の共同執筆。監督は川島透、撮影も同作の川越道彦がそれぞれ担当。

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藤川洋一と梅沢道夫は、競馬のノミ屋で生活しているチンピラである。彼らは時折、小遣い稼ぎに仲間と組み、ライブハウスのアトラクンョンとして、“銃殺”寸劇を見せていた。洋一は、道夫と共に暴走族にからまれているところを助けた長崎裕子と、道夫は美也という女と、それぞれよろしくやっている。毎日が勝手気まま、自由人の生活であった。ある夜、二人がいつも通り、“銃殺”寸劇をやろうとライブハウスを訪れたところ、仲間の太と木村が、伊藤会の組員を巻きこみ逆鱗に触れてしまっていた。そして、殴る蹴るの暴行を加えられているが、親分格にあたる大谷の口ききで助けられた。大谷に、呼び出された洋一は、本物のやくざにならないかと誘われる。本来ならば、兄費分の道夫が順番であるが、大谷は洋一の方が器が大きいと判断したのだ。洋一は組入りのための研修として、大谷と共に挨拶まわりを始めた。道夫は、洋一を恨みこそしなかったが、複雑な心境であった。洋一の留守中、裕子がシャブに手を出してしまった。そのシャブは、洋一が大谷から一時的に預かったものだった。これがきっかけで、洋一はやくざになるのを断念した。しかし、裕子は、洋一の思いやりを裏切るように彼のもとから去って行った。酒をあおる洋一に、さらに悪い知らせが入った。道夫がノミ屋の大損で追いつめられ、預けた例のシャブを横流しし、大谷を刺してしまったのだ。組員達は道夫を捕えるために動き出した。デパートの屋上で、洋一は道夫を発見した。「死ぬのが怖い」とおびえる道夫。彼を絶対に死なせまいと決心した洋一は、車を手配し、親しい仲間と連絡を取った。閉店を待った二人は、エレベーターで地上に降りた。が、ドアが開いたとたん、目の前で銃口が火を吹いた。鮮血にまみれた洋一は、ぐったりと動かなくなった道夫を抱え、ヨロヨロと車の中に倒れ込んだ。車は品川埠頭まで走り、停止した。彼らの死の知らせを受けたやくざ達は、姿を消した。誰もいなくなった後、身をもたげる二人。銃を撃ったのは太で、お得意の“銃殺”寸劇だったのだ。二人は船に乗って日本を後にし、彼らの笑い声がこだました。

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作品データ

原題 Chinpira
製作年 1984年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 102
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スタッフ

監督 川島透
製作 増田久雄日枝久
プロデューサー 角谷優
脚本 金子正次川島透
企画 金子正次
撮影 川越道彦
音楽 宮本光雄
美術 尾関龍生
編集 高島健一
録音 瀬川徹夫
スチール 奥川彰
助監督 竹安正嗣
照明 磯貝誠
製作補 酒井彰河井真也

キャスト

藤川洋一 柴田恭兵
梅沢道夫 ジョニー大倉
長崎裕子 高樹沙耶
美也(道夫の愛人) 石田えり
大谷(伊東会幹部) 川地民夫
久保田篤
雨宮(伊東会幹部) 鹿内孝
上田(刑事) 小野武彦
ビビ(大谷の愛人) 鹿沼えり
木村(道夫達の仲間) 魁三太郎
清水(道夫達の仲間) 木村孝志
前田(道夫達の仲間) 菊池建二
本多一彦(裕子のボーイフレンド) 利重剛
吉村浩二(暴走族) 山口雅巳
吉村和夫(浩二の父) 金内喜久夫
吉村雅子(浩二の母) 中真千子
刑事A 松熊信義
大谷の若衆 我王銀次
中年男 坂口芳貞
中年男 玉井碧

レビュー

☆最高に 気持ちいー い~感じの作品でした!☆

投稿者:シャドウファントム

(投稿日:2012/10/09)

この作品は 数ある日本映画の作品の中で 5本の指に入る…

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