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大阪を舞台に、無名のロックバンドのメンバーに惚れたツッパリ少女が、バンドをメジャーにしようと奔走する姿を描く。脚本は「唐獅子株式会社」の内藤誠、監督は脚本も執筆している「オン・ザ・ロード」の和泉聖治、撮影は「長江」の木村公明がそれぞれ担当。

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三上レイは大阪のとある高校に通う十六歳。ようやく期末テストも終り、レイはいつもの喫茶店で仲間の綾と良子と落ち合うと、先輩を訪ねてミナミの街へ出掛けた。そして、その帰りに東京から来た三人連れの男たちにナンパされ、危うくツッコミを喰らうところをサブというバイクに乗った若者に助けられた。サブが別れ際にくれた名刺には「バハマ」という店の名が書いてあった。数日後、三人は「バハマ」に行き、そこでロックバンド・プレゼンスの演奏を聞く。そして、レイはバンドのメンバーのひとり大介にひと目惚れするが、心とは裏腹にアクビをしたり、素気ない態度をとるのだった。そんなレイの態度を見たグルーピーのリリィは、レイに喧嘩を売り、多勢に無勢でレイら三人はやられてしまった。翌日、レイは戦闘服に身を包み、仕返しに「バハマ」に殴り込むが、店のママ・カルメンと、前に助けてくれたサブに仲裁されて、リリィらとの喧嘩はやめ、その日を境に大介たちのけいこ場にも顔を出すようになった。そして、大介に惹かれたのか、ロックの虜になったのか、レイはプレゼンスの押しかけマネージャーとなり、学校をやめ家も出てしまった。シンナーの密売や売春まがいのことをやり、プレゼンスにつぎ込むレイ。そんな彼女の姿を不安に思いながらも何かと世話をやくサブ。レイは家を出てからサブの所にころがり込み、二人は奇妙な共同生活をおくっていた。やがて、プレゼンスのオーディションの時が来た。レイの用意した衣装を身に、大阪のオーディションに合格したプレゼンスは勇躍、東京に出向くが、結果は失敗に終り、挫折を味合うことになる。“セックス・ピストルズ”のシド・ヴィシャスに刺し殺されたナンシー・スパンゲルになるんだ、というレイに意外な展開が待っていた。身も心もささげた大介がこれを機にロックを捨てるというのだ。そして、傷ついたレイの心に追い打ちをかけるかのようにカルメンの自殺の知らせが……。東京からひとり大阪へ帰るレイの心は揺れ動いた。しかし、大阪でサブと再会したレイは、カルメンの跡を継いで「バハマ」をやる決心をするのだった。

作品データ

製作年 1984年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 90
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スタッフ

企画 矢部恒佐藤和之
プロデューサー 増田久雄
プロデューサー補 堀井健一
監督 和泉聖治
脚本 和泉聖治内藤誠
撮影 木村公明
美術 尾関龍生
録音 瀬川徹夫
照明 磯貝誠
スチール 永山竜叶
編集 大島ともよ
助監督 竹安正嗣
記録 石田芳子
製作担当 佐倉寛二
製作進行 柴木貨雄松岡弘

キャスト

三上レイ 渡辺祐子
矢作大介〈プレゼンス〉 西岡克哉
サブ 我王銀次
カルメン 井上真由美
小谷弘美
良子 亜美
ミユキ 鈴木規子
リリィ 徳谷清美
みどり きんた
お圭 河内倫子
サイコ 殺陣剛太
マリコ 鈴垣いづみ
狂介 清正美
シャモ 祭健太
トシ坊 トーガン・カク
レイの母親 江東美紀
キーコ 四宮真琴
チーコ 江夏寧美
透〈プレゼンス〉 恩田快人
キッド〈プレゼンス〉 西川のぼる
ジロー〈プレゼンス〉 白田一秀
マキ〈プレゼンス〉 梅田一哉
魔女卵
アンチ
ソフィア
ジーザス
クライスト
マッドロッカー
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2020/9/23更新
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