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投稿レビュー(5件)南極物語(1983)は星3つ

盗作 (投稿日:2014年2月20日)

「ガイドライン違反報告」に報告したが何ら措置がとられないのでこちらに投稿する。
「晴耕雨読」氏の次の一文、「人間の都合などものともしない樺太犬たちの強靭な精神と生命力と純粋無垢で高貴な姿に生命賛歌を感じます」はamazonに投稿されているレビューと単語の重複が多く過ぎ、盗作と判断せざるを得ない。
 たかが一文というなかれ。これこそ著作権違反である。報告したにもかかわらず、なんら措置をとらない(何らの報告もない)カドカワの見識を疑う。 »ガイドライン違反報告

投稿:u99

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人間は犬を裏切るが、犬は人間を裏切らない (投稿日:2010年2月20日)

 人間は犬を裏切るが、犬は人間を裏切らない。人間の都合などものともしない樺太犬たちの強靭な精神と生命力と純粋無垢で高貴な姿に生命賛歌を感じます。南極を舞台にした映画には「南極料理人」と「復活の日」と言う日本映画がありますが、「南極物語」は南極と北極で本格的ロケをした実写だけあって神々しい程のオーロラや雄大な南極大陸の姿に圧倒されました。この映画の主人公は樺太犬たちです。人間たちの都合により南極に置き去りにされながらも、首輪から抜けたり、鎖を切断して、酷寒の地で必死に生き抜き、又は死んでいった犬たちです。21世紀の現代のようなCGやハイテク特撮が無い80年代ならではの努力で、南極という雪と氷の世界の究極的な白色のコントラストを見事に表現した撮影は近年に公開された「剱岳 点の記」同様に本物を感じます。

 この映画の人間の主人公たちは第一次南極越冬隊であり、敗戦国日本としては戦勝国の欧米列強に対して背伸びした大いなる挑戦であり、苦闘の歴史であったことが画面を通して分かります。観測船“宗谷”は度々流氷によって閉じ込められ、アメリカやソ連の砕氷船に何度も助けられた経験がある小さなボロ船なので、犬を救えぬまま氷海を離脱しなければならなかった決断も、当時の背伸び一杯の日本にとっては悲しい限界でした。子供と動物を主人公にしたドラマは最強だと謂われていますが、この映画でも、人間の主人公である高倉健や渡瀬恒彦以上に印象に残るのは、南極で一冬を生きようとする樺太犬たちです。「南極物語」はお粗末な装備で南極越冬観測と言う国家事業を推進した日本国政府と海上保安庁と言う官僚機構の人間の失策を払拭してくれた生き残った犬を英雄に祭り上げ、タローとジローの事実を必要以上に美化した当時のニュース映画の再現ではなく、樺太犬が持つ能力、生命力、社会性、忠誠心などを非常によく表現した作品です。

「刑事コロンボ」の声優・小池朝雄の落ち着いたナレーションや犬の表情、動きから、犬たちの気持ちが画面からよく伝わってきますし、なによりもその犬たちが非常に魅力的です。俳優陣も豪華ですが、北海道大学や京都大学の理科系研究科の講師たちのセリフの言い回しは、東映ヤクザ映画の俳優の域を脱していません。高倉健扮する北海道大学講師が「自分は…」と話すシーンがありますが、体育会や軍隊で無ければ「自分は…」と言う一人称は絶対に違和感があります。渡瀬恒彦が演じる京都大学講師も絶対にミスキャストで理科系と言うよりも粗暴な体育会系でしかありません。

 日本国内の四季がこの映画の南極の場面の単調さから救っていますが、温暖な温帯モンスーン気候の日本とは違い、南極のブリザードの中で生き残り、漸くおとずれた春の南極海氷上をタローとジローの二匹が走る超俯瞰撮影のシーンは命の輝きで眩しいほどの感動を呼びます。勿論、この場面にもヴァンゲリスによる音楽が一役買っていることも事実ですが、クライマックス以上に真っ白な大氷原を疾駆する犬たちの戦いや、絶体絶命の恐怖でもヴァンゲリスの音楽が厳かに盛り上げています。樺太犬たちを南極に置き去りにする決定が下されたとき、高倉健扮する潮田隊長が青酸カリを取り出し薬殺することを主張しますが、そもそも樺太犬たちの首輪をしっかりとしめて鎖に繋ぐのは、自分たちの管理を第二次越冬隊に叱責されないためでしかなく、“もしも”の想定を少しでも感じていた筈であり、自分たちの官僚的な判断を反省することもなく「殺してきます」は全く理解出来ませんでした。生殺与奪の権利が人間にあると言わんばかりのセリフに、昭和30年代の出来事と言うアナクロニズムを感じます。また半ば野生化した樺太犬のタローとジローが二人の人間を発見したときに見せる野生から、従順な犬に戻って彼らのもとに全力疾走してくるシーンが見事だっただけに、人間側の主人公二人が犬を抱きしめるシーンにも愛情が感じられないのが不満です。久しぶりに会った犬ならば抱き上げるはずですが、氷上に押さえつけるシーンにはNGを出したくなりました。以上“体育会”出身の“愛猫家”のレビューです。

【NHK衛星第二放送】鑑賞
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投稿:晴耕雨読

評価:4
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愛犬家にはつらい場面があるが、眼をそむけることができない事実なのです (投稿日:2007年7月29日)

 今から半世紀前に、南極観測隊といえば聞こえは良いが、まさに探検隊といってもよいほどの状況の中、満身創痍の「宗谷」を守るために犬の生命を犠牲にせざるを得なかった隊員たちの苦渋の選択。
 隊長は隊長としての立場があり、犬係りは己の思いがある、そこいらの葛藤が見事に描かれているのだが、それゆえに観ているほうは余計に切なさを感じさせられるのである。 »ガイドライン違反報告

投稿:ブルー・ドラゴン

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脇を固めた名優&名犬 (投稿日:2007年3月22日)

いわずと知れた、南極観測隊越冬隊員と樺太犬の物語。どうしても最後まで生き残ったタロとジロの印象が強く、この作品を見たことがない人でも、タロとジロのことは知ってる人も多いはず。しかし、その裏には物語をより感動させてくれた名優&名犬がいるのです。犬のリーダーのリキ、先導犬のシロなどタロとジロが生き残れたのには彼ら(?)がいたからこそなのです。そして、完全に犬の物語というイメージの中、存在感と演技力でスパイスを加えたのが、高倉健と渡瀬恒彦です。この2人とてもいい。なんなんでしょう。もし、この2人じゃなく、他の俳優だったら?と思うぐらい、自然であり、存在感抜群です。でもそれでいて、前面に出てこず、あくまで主役は犬、ということを言わずとも分からせる演技。さすがです。タロとジロの物語でしょ?って思ってまだ見てない人はぜひ見てください。先入観なしで、ぜひ脇を固める名優&名犬にも注目して…。 »ガイドライン違反報告

投稿:ナベさま

評価:5
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菊池徹氏 (投稿日:2006年11月21日)

2006年11月21日、朝に菊池徹氏がお亡くなりになられた事を放映していました。
4月10日にお亡くなりになられたようです。

菊池徹氏と言われても分からない人が多いと思いますが、彼こそが南極物語で高倉健氏がモデルとした実在の人物です。

菊池氏は、山登りでも有名な方でした。
又、60歳にしてカナダに渡りオーロラツアーを始めた事でも知られています。北大を出て通産省勤務で鉱山関係の仕事に就いて第一次南極越冬隊員になり、其のときに犬ぞりの担当をなさった時の実話です。

もう50年前になるんですね。
50代の私達の時代の小学校の教科書にも載っていた話です。
映画館でも見ましたし、テレビでも、又ビデオを借りて何度も見た作品です。
其の当時は、雪上車の性能も悪くどうしても犬ぞりに頼らなければならない状況だったようです。
今と違い砕氷船の能力も低く又天気の予想も今と違いレベルの低いものだったはずです。

その時代に起きた事件です。

高倉健氏や渡瀬恒彦氏も其処の部分を十分に弁えて演じていたのが印象に残ります。置き去りにした事に対する非難や抽象も現実のことです。

犬を死なせたことに対し、犬を貸してくれた家族に一軒一軒お詫びの為に訊ねるシーンは思わず涙がこぼれました。

映画の中での置き去りにされた犬達の姿が描かれています。
しかし実際はもっと悲惨で壮絶だったのかも知れません。
第三次南極越冬隊が編成された時の思いは想像を絶する辛いものだったのでしょうね。「自分の手で殺してやればよかった」

最後は、ご存知の通り「タロとジロ」が生き残っていて走り寄るシーンでクライマックスを迎えます。
おそらく、このシーンに涙しない人は居なかったのではと思います。

後に、アメリカでリメイクされましたがやはり、高倉健氏主演の映画のほうがしっくりきます。

この「南極物語」のレビューを書くのは2度目です。一度目が余にも稚拙すぎて自分でも恥ずかしい話です。下に最初のレビューを載せておきます。

一度目のレビューです。

実話です。夏目雅子氏もいいし本来ならかなり、内容的に評価をされてもいいのかも。風連という言葉(地名)を知りました。子供(現時点で長男は27才、次男が24才)が風連の熊がほしいと言ったのを懐かしく思います。太郎、次郎の子孫は出来たのかな?
今読んでも恥ずかしい内容です。

南極越冬秘話です(上下あります)
(上)
http://www.rikuryo.or.jp/home/people/kikuchi10.html
(下)
http://www.rikuryo.or.jp/home/people/kikuchi11.html

淡々と語られていますが、実際のところは、はかり知れません。 »ガイドライン違反報告

投稿:ドラ猫

評価:5
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2020/7/10更新
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