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日本に落ちてきた異星人を三人の若者達が愛と友情と音楽で救ける姿を描く。原作、脚本、監督は「限りなく透明に近いブルー」に続き、これが二作目の村上龍、撮影監督は「虹をかける子どもたち」の岡崎宏三が担当。

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秋の初めの昼下がりのプール、一人の少女ミミミと二人の少年ハチとモニカのいるところに、地球人の数万倍のパワーをもつゴンジー・トロイメライが落ちてきた。三人に匿まってくれと言うゴンジー、彼は遺伝子工場とファミリーレストランと精神病院の世界的なチェーン店を持つ「ドアーズ」という組織から追われていた。ドアーズは、ゴンジーの体細胞の一片を採取し、人工単性性殖による超人のコピーを造ろうとしていたのだった。生まれ故郷に帰りたがっていたが、飛べなくなってしまったゴンジーに三人は協力を申し出る。サイパンでの飛行回復訓練が始まった。ハングライダーで失敗し、パラシュートで海に落ちたゴンジー、そこにドアーズの魔の手がのびる。海からゴンジーをひきあげ四人は、必死に車で逃げるが運悪くトマトまつりの中に飛びこんでしまう。トマトはゴンジーの唯一の弱点で、トマトがそばにあると力が弱まってしまうのだ。モニカだけ逃げのび、捕えられた三人は、東京へ戻されゴンジーはトマトづけにされてしまった。ハチは、Tリングを脳に入れられ、衛生人間として働かせられた。ゴンジーの申し出で釈放されたミミミは、街で見つけた物体を溶かすスプレー、ジューシイキャンキャンでモニカと共にゴンジーを救出。力を取り戻したゴンジーは、ドアーズの本拠地を破壊する。そして無気力人間になったハチや、その他の若者をモニカがハーモニカを吹き、ミミミはロックンロールを踊り救い出す。その様子を見てゴンジーは「君らはいいなあ。音楽がやれるし自分の生まれた星に住んがいるのだから……」と羨しそうに言う。そして「さよなら」と遠い故郷へと飛び立っていった。クリスマス、三人がゴンジーを想い出していると、空からキラキラと金粉がふってきた。そして“メリークリスマス”とゴンジーの声が……。それはゴンジーからのクリスマス・プレゼントだった。

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作品データ

製作年 1983年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 119
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スタッフ

監督 村上龍
製作 多賀英典
プロデューサー 市川喜一
原作 村上龍
脚本 村上龍
撮影 大岡新一
音楽監督 加藤和彦
作曲 加藤和彦清水信之来生たかお桑田佳祐坂本龍一高中正義
作詞 安井かずみ来生えつこクリス・モスデル村上龍桑由佳祐
美術 山口修
編集 山地早智子
録音 西崎英雄
振り付け 竹邑類
監督補佐 中島紘一
照明 下村一夫
撮影監督 岡崎宏三

キャスト

ゴンジー・トロイメライ ピーター・フォンダ
ミミミ 広田玲央名
ハチ 渡辺裕之
モニカ 乃生佳之
ドクター 根津甚八
ジュリアス リチャード・ライト
レイ子 青地公美
頬刑事 タモリ一義
DJの男 三遊亭円丈
店頭販売の女 研ナオコ
白衣の男A 岸部一徳
白衣の男B 苅谷俊介
白衣の男C 辻畑鉄也
白衣の男D 団次郎
暴走族風の男 船原長生
看守A 高橋幸宏
泣く男 小松政夫
看護人 武田鉄矢
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