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クロロホルムを部屋にまき散らし、意識を失った若い娘を犯す男がいた。現実に起って世間を騒がせた性犯罪にヒントを得て製作された。脚本は「魔性の夏 四谷怪談より」の内田栄一、監督は「餌食」の若松孝二、撮影は袴一喜がそれぞれ担当。

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主人公の男は地下鉄の駅員。家に帰れば口やかましい女房、仕事は毎日喧噪の中で無気力になっていて何かを変えようとしながらうまく行かない。勤め帰りに酒場に立ち寄り、酔っ払いとやくざの小ぜりあいにまき込まれて右手を怪我し、駅前の噴水で血を流っているとき不思議な少女みくが近寄って来た。みくは男を水のないプールへ連れて来て裸になる。そのみくを置きざりにして、男はその足で数日前に暴漢から助けたじゅんの部屋へ忍び込もうとするが気付かれ、戸締りをするように注意して出てゆく。夏休みのある日、男は息子の昆虫採集で使う注射器を見ていて、女を昆虫のように薬で眠らせることを思いつく。男はわざわざ遠くの薬局から大量のクロロホルムを手に入れ、侵入に必要な道具を買い揃えた。男はまず、じゅんのアパートで実験してみる。窓の隙間から注射器でクロロホルムを注入し、じゅんを眠らせた。この成功に味をしめて、かねてから目をつけていたフルーツパーラの店員ねりかの部屋へ自分は昏倒しないように防塵マスクで身を堅めてねりかを犯す。犯した後で男は朝食の用意や洗濯までしてねりかの部屋を出た。男はポラロイドカメラを買い、犯した女を撮っていた。その写真を同僚に見られ、それをきっかけにして地下鉄をやめた。狂気のおもむくままに侵入と暴行をくり返し、男は生き生きとしていた。ねりかはうす気味悪い思いをしていたが男を待つようになる。ふと不安になり友だちに一緒に泊ってほしいと誘う。三人が寝ているねりかの部屋へ男はやはりクロロホルムを注入して侵入して来たが、そこにあったシャボン玉を吹こうとマスクをはずし、クロロホルムを吸って昏倒してしまう。目覚めた一人が男に気付いて警察へとどける。男の夢は終わったかに見えた。しかしねりかは告訴を取り下げ、男は再び水のないプールに立った。みくの吹くシャボン玉はふわふわと上っていった。

作品データ

製作年 1982年
製作国 日本
配給 東映セントラルフィルム
上映時間 103
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スタッフ

製作 若松孝二浅岡弘行清水一夫
脚本 内田栄一
監督 若松孝二
撮影 袴一喜
音楽 大野克夫
美術 細石照美
録音 杉崎喬
照明 磯貝一
編集 中島照雄

キャスト

内田裕也
じゅん 未唯
ねりか 中村れい子
澄江 藤田弓子
木蔭の女 紗貴めぐみ
みく 浅岡朱美
薬局店主 殿山泰司
子分 安岡力也
刑事 常田富士男
警官 赤塚不二夫
酔っ払い 黒田征太郎
カメラ店主 タモリ
やくざ 沢田研二
社長 原田芳雄
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2020/7/15更新
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