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劇団研究生の一人の女と、彼女に翻弄される三人の男たちを描く。アベ・プレヴォーの小説『マノン・レスコー』をもとにしたもので、脚本は「ラブレター」の東陽一田中晶子の共同執筆、監督も同作の東陽一、撮影も同作の川上皓市がそれぞれ担当。

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劇団の研究生みつこは、教師、吉野と同棲生活を送っている。ある日、アルバイトでバニーガールをやっているみつこは、馴染みの客、滝沢と一夜を過ごしたことが原因で、吉野と喧嘩してアパートを出ると、劇団の事務員で友人の曳子のところへ転がり込んだ。みつこには、しのぶという兄がおり、金がなくなると、妹にたかりに来るヤクザな男だ。しのぶは、妹と付き合う、羽振りのよさそうな滝沢を金づるに狙いだす。小さなサラ金会社を経営する滝沢は信州にいる旧友が急死し、その葬式にみつこを誘った。滝沢が昔の友人と会っている間、深夜の街をブラつくみつこは、工事現場でバイトをする大学生、至と知り合った。デパートの屋上で一夜を過ごす二人。翌日、滝沢とみつこの乗る新宿行の列車に至は後を追って乗り込んだ。新宿に着くと、みつこは滝沢と別れ、至を曳子のアパートに連れて行った。曳子からみつこの男遍歴を聞かされた至は、ますます彼女への想いを熱くする。そして、至は大学を休学、東京で仕事をみつけ、アパート暮らしを始めた。一方、みつこは依然として滝沢と関係を続けている。至はホテルに入ろうとする二人の前に飛び出すが、滝沢に手ひどく殴られてしまう。滝沢の仕打ちに怒るみつこ。やがて、みつこは至と同棲するようになった。ある夜、至は曳子のところで吉野と会い、みつこの過去を聞く。あてもなく夜の街に彷徨い歩く至は、スーパーのレジから金を持ち逃げすると、滝沢の会社に駆け込んだ。深夜、一人で仕事をしていた滝沢は、無鉄砲な至に、寄妙な親しみを感じるのだった。数日後、滝沢が殺されたという知らせをみつこは受けた。犯人はなんと、兄のしのぶだった。再三、滝沢から金をせびっていたしのぶは、口論となって殺してしまったそうだ。みつこは茫然と、滝沢の葬式を遠くから見守っていた。

作品データ

製作年 1981年
製作国 日本
配給 東宝東和
上映時間 108
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スタッフ

製作 前田勝弘
企画 多賀祥介
原案 東陽一
脚本 東陽一田中晶子
監督 東陽一
撮影 川上皓市
音楽 荒木一郎
美術 綾部郁郎
録音 久保田幸雄
照明 磯崎英範
スチール 遠藤正
編集 市原啓子
助監督 栗原剛志
スタイリスト 星輝明
タイトル・デザイン 小島武

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2020/9/22更新
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