映画-Movie Walker > 作品を探す > ええじゃないか

江戸時代末期に発生したええじゃないか騒動や百姓一揆など騒然とした世相を背景に江戸東両国界隈に生きた下層庶民のバイタリティ溢れる生活を描く。脚本は「復讐するは我にあり」の今村昌平宮本研の共同執筆、監督も同作の今村昌平、撮影も同作の姫田真佐久がそれぞれ担当。

3/5
[?]評価方法について
総評価数 7
レビュー 0
投票 7
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 16% (1)
星4つ 0% (0)
星3つ 100% (6)
星2つ 0% (0)
星1つ 0% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

慶応二年、日本は激動期の真只中にあった。源次はそんな江戸へ六年ぶりにアメリカから帰って来た。上州の貧農の出の源次は横浜港沖で生糸の運搬作業中に難破し、アメリカ船に救けられ、そのまま彼の地に渡ったのだ。その間、妻のイネは、病身の父に売られ、現在、東両国の“それふけ小屋”(ストリップ劇場)で小紫太夫と名乗って出演している。源次はなんとかイネを発見、六年ぶりの再会に二人は抱きあった。見せ物小屋の立ち並ぶ東両国は、芸人、スリ、乞食、ポン引きなどアブレ者の吹き溜り。源次は三次、ゴン、孫七、卯之吉、旗本くずれの古川など、したたかな連中に混ってそこに居ついてしまう。そして、金蔵がここら一帯を取り仕切っている。自由の国アメリカが頭から離れない源次は、イネを誘いアメリカ渡航を計るが、結局、彼女はこの猥雑な土地を見捨てられず、彼もイネの肉体にひかれて残ってしまう。この頃、幕府と薩摩、長州連合の対立は抜きさしならないところにきており、金蔵は薩摩の伊集院などの手先となって、一揆の煽動など、天下を騒がす仕事に飛びまわっていた。「ええじゃないかええじゃないか」と〈世直し〉の幟やムシロ旗を立てた群衆は次々と豪商の倉を襲っていった。この群衆の中に、金蔵配下の源次、ゴンたちがアジテーターとしてまぎれこんでいた。更に、この騒ぎの中に、親兄弟を虐殺された琉球人のイトマンが仇の薩摩藩士の姿を求めて鋭い目を光らせていた。そして、「ええじゃないか」の勢いは止まるところを知らず、群集は、歩兵隊の制止も聞かず、大橋を渡ろうとした。「死んだって ええじゃないか」源次が仆れた。数日後、復讐をとげたイトマンの舟が琉球へとすべり出した。舟を見送るイネ。その翌年、元号は明治となるのだった。

見たい映画に
登録した人
7

作品データ

原題 Eijanaika
製作年 1981年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 151
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 今村昌平
製作 小沢昭一友田二郎杉崎重美
原作 今村昌平
脚本 今村昌平宮本研
撮影 姫田真佐久
音楽 池辺晋一郎
美術 佐谷晃能
編集 浦岡敬一
録音 吉田庄太郎
スチール 赤井博且
振付指導 関矢幸雄
助監督 南部英夫
照明 岩木保夫
製作補 中條宏行
時代考証 林美一

キャスト

イネ 桃井かおり
源次 泉谷しげる
古川条理 緒形拳
金蔵 露口茂
イトマン 草刈正雄
三次 樋浦勉
ゴン 丹古母鬼馬二
孫七 火野正平
卯之吉 野口雅弘
お甲 倍賞美津子
お松 田中裕子
綾若 かわいのどか
ヤモメの六 犬塚弘
原市之進 河野洋平
使集院主馬 寺田農
月野木伴次郎 倉田保昭
吉野 池波志乃
小出大和守 高松英郎
ヤミクモ太夫 白川和子
虎松 伴淳三郎
桝屋富衛門 三木のり平
中沢一作 河原崎長一郎
鵜飼作之丞 小沢昭一
古川縫 生田悦子
又吉 小林稔侍
千松 矢吹二朗
上州屋 殿山泰司
およし 亜湖
伝助 深水三章
カルワザ 河西健司
出演協力 ミスタースリムカンパニー
出演協力 キグレサーカス
出演協力 横浜放送映画専門学院
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > ええじゃないか