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アラスカの氷原を舞台に二人の女性のアイデンティティ探しと奇妙な恋愛感情がつづられる人間ドラマ。厳寒の現地に長期ロケし、物語の厳しさもさることながら、白い世界の美しさが印象的。監督・脚本は「バグダッド・カフェ」「ロザリー・ゴーズ・ショッピング」のパーシー・アドロン。製作は彼の妻エレオノラ・アドロン、撮影はトム・シーゲル、美術はアマデウス・キャプラが担当。音楽は、監督と名コンビのボブ・テルソン。主演はグラミー賞受賞歌手で、これが初の映画出演となるk.d.ラング(主題歌も)と、ドイツの映画・演劇界で活躍するベテラン、ローゼル・ツェッヒ。共演は「ソイレント・グリーン」などの性格俳優のチャック・コナーズほか。

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北極圏の町、カッツビュー。ある日、町の公立図書館に、男性のような外見をした若い女性が現れ、町の起源を調べようとする。彼女の名は、町の名と同じカッツビュー(k・d・ラング)。父を知らぬ彼女は、手掛かりを求めてこの町にやって来た。鉱山で働きながら、彼女は休暇のたびに図書館を訪れてる。図書館員の中年ドイツ人女性、ロスウィータ(ローゼル・ツェッヒ)はこの中性的な女性が乱暴に本を扱うのに腹を立てるが、彼女が真剣に自分の素性を探ろうとしているのを知り、次第に興味を覚える。カッツビューが仲直りのしるしに鮭を持って彼女の家を訪ね、ロスウィータは彼女を中に迎え入れ、二人の友情が始まった。ロスウィータはカッツビューを寝室に案内するが、何とその部屋には壁一面に苺の瓶が置かれていた。カッツビューに尋ねられ、ロスウィータは、最初ははぐらかしていた自分の過去を語り始めた。20年前、東ベルリンから夫婦で西側に亡命しようとしたが、脱出中に夫は彼女の目前で、銃で撃たれて死んだ。彼女は文字通り、この極北の地へと逃げてきたが、その過去を忘れることができなかった。テレビのニュースでベルリンの壁が取り壊されたのを知ったカッツビューは、ロスウィータを促して現地に向かう。何もかも変わったベルリンで、ロスウィータは、兄アルベルトに会った。兄が20年前の密告者ではないかという疑念はやはり的中した。彼女は大きな苦痛を味わうが、同時に全てが洗い流されるような気がした。ホテルで、いつしか彼女への思いを募らせていたカッツビューはロスウィータにキスしようとするが、彼女はそれを拒んだ。今度はカッツビューの過去に決着を着けるため、二人はアラスカに帰る。意外なことに父親は、町のビンゴ大会の司会をしている老人チャック(チャック・コナーズ)だった。20年前、彼が行商をして歩いていた頃、先々の女たちと関係し、その中の一人であるイヌイットの女性がカッツビューの母親らしかった。ロスウィータの同僚の図書館員であるイヌイットの女性、ノアヤックもそうして生まれたチャックの娘だという。誇りを失って老残の日々を生きる父の姿を見た、彼女の心境は複雑だった。全てが明らかになった今、彼女は本当に必要な友であるロスウィータを訪ねるため、図書館に向かった。

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作品データ

原題 Salmonberries
製作年 1991年
製作国 ドイツ
配給 ウェルトヴァートリーブ・インフィルムヴァーラグ・デラウトーレン
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