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演出家の屋敷で新作舞台のリハーサルを重ねる役者たちが経験する一週間の出来事を描く人間ドラマ。監督は「北の橋」のジャック・リヴェット。製作はマルティーヌ・マリニャック。脚本はリヴェットと、「美しき諍い女」のパスカル・ボニツェール、ママリル・パロリーニシュザンヌ・シフマンの共同。撮影は「裏切りの情事」のウィリアム・ルプシャンスキーと、カロリーヌ・シャンペティエが担当。主演は「チャーリー」のジェラルディン・チャップリン、「ふたりだけの舞台」のジェーン・バーキン。他に「愛を弾く女」のアンドレ・デュソリエ、「ヘカテ」のジャン・ピエール・カルフォンなど。

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日曜の午後、地下鉄の高架近くに集まっていた一団が、ひとりの若者に導かれ、あるアパートの一室に入ると、そこは三人の男女による室内劇の上演中だった。ふたりの女、エミリー(ジェーン・バーキン)とシャーロット(ジェラルディン・チャップリン)と同時に関係を持つ男シルヴァーノ(ファクンド・ボー)の話であった。この劇は、劇作家クレマン(ジャン・ピエール・カルフォン)の作品をシルヴァーノが無断で書きなおしたものだった。楽屋にエミリーとシャーロットを訪ねたクレマンは褒めたものの、著作権のことで話があるという。月曜、クレマンを訪れたシャーロットはマジシャンのポール(アンドレ・デュソリエ)に出会い、未来を幻視する。クレマンはふたりに自分の最新作を演じてほしいと依頼する。台本を持ち帰ったシャーロットとエミリーは、女性役がひとつしかないことに気づく。彼女たちの所にクレマンの使用人ヴィルジル(ラズロ・サボ)が来て、クレマン邸に住むようにいう。エミリーは屋敷で幻聴を耳にする。ふたりはクレマンにテストを受け、シャーロットが女性役、エミリーは男役を、シルヴァーノももうひとりの男役を演じることになった。ポールがいうには、この劇は自分とクレマンと、ベアトリスの間に起きた実話だという。火曜、エミリーの幻聴が激しくなる。シャーロットはクレマンと、エミリーはポールとそれぞれ仲が深まっていく。水曜、エミリーは自分の死の光景を幻視する。シャーロットはクレマンから渡された鍵が合う部屋を探し、ベアトリスの私室を見つける。その夜、泥酔した彼女は天使の像を割ってしまう。木曜、シャーロットは天使の破片を埋める。ポールが手伝いながらシャーロットを誘惑し、ふたりが抱き合うのを見たエミリーはシャーロットと口論する。転んで傷を負ったエミリーを今度はヴィルジルが介抱する。金曜、台詞を覚えられないシャーロットに代わって、エミリーがベアトリス役のリハーサルをしている。土曜、本番の日。ヴィルジルは新しい天使像を据え付けている。劇が始まり、物語が進行していく。未完だった第四幕の台本が渡される。一方、ヴィルジルは赤い服の女性を邸内に招き入れる。その女性はベアトリスだった。クレマン、ポール、ベアトリスの現実の関係と、エミリー、シャーロット、シルヴァーノが演じる劇の世界が交錯する。クレマンはベアトリスとの関係を修復しようと試みるが、失敗してしまう……。翌朝、エミリーとシャーロットはヴィルジルに見送られて屋敷から立ち去るのだった。

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作品データ

原題 L'Amour par terre
製作年 1984年
製作国 フランス
配給 コムストック=テレビ東京
上映時間 0
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