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フランスのシャルル・フィリップ社がプラーグのA・B・フィルム社と協力して製作した映画で、撮影はA・B撮影所で行われた。監督は「ヴォルガ」「悪魔の寵児」のヴィクトル・トゥールジャンスキーで、脚本は彼がボリス・ド・ファストと共にA・プーシュキンの小説から取材して書き卸したものである。主演者は「プレジャンの舟唄」「巴里の屋根の下」のアルベール・プレジャン、「アジアの嵐」のヴァレリー・インキジノフ、「恋の凱歌」「プリンス・チャーミング」のナタリー・コヴァンコ、「ル・バル(1931)」のダニエル・ダリュー、等の人々で、なお以上を助けて舞台俳優のレイモン・ルーロー、「自由を我等に」のアンリ・マルシャンジャック・ベルリオーズ、等が出演している。台詞はジャック・ナタンソンが、音楽は「白魔」のウィリー・シュミット・ゲントナーがそれぞれ受持っている。撮影には「炭坑」「三文オペラ(1931)」のフリッツ・アルノ・ワグナーヴァクラフ・ヴィッヒと協力して当った。

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オルロフはロシアの若い士官である。彼は辺境の地へ赴任を命ぜられたので従僕のイワンともどもに雪の広野を幾日か旅してその地へ向って行った。その途中、彼は吹雪中に凍え倒れている韃靼人シラチョフを救ってやった。シラチョフは何か由緒あり気な人物だったが、オルロフには命の親として礼を致した。それからオルロフが愈々ミロノフ司令官の下に到着してから、彼は一眼見るなり司令官の令嬢マーシャと互に恋を感じた。で、自然、マーシャに執拗に片恋いを続けている同僚の士官シャリーヌとは敵視するに至った。そして舞踏会の晩、オルロフとシャリーヌとの反目が絶頂に達して二人が決闘する運びに至った時、時しもあれ韃靼人の大軍がこの地に攻め寄せて来たのである。これは彼のシラチョフの率いる大軍であった。露軍は直ちに出動してこれの防戦に出たのであるが戦運つたなく、ミロノフ将軍以下悉く捕われて、町はシラチョフの奪うところとなった。そして降参を肯じぬミロノフ以下の人々は絞首されたが一人オルロフだけは、義を知るシラチョフによって命を全うした。シラチョフは昔の彼の恩義を返した訳である。が、此処にオルロフ以外にロシヤ人で命を全うしたものが一人いる。これがシャリーヌであった。彼は裏切りしてシラチョフの下に走っていたからである。そしてシャリーヌは韃靼軍の司令官になり終せると今度はシラチョフに乞うてマーシャと結婚する事を願った。が、それはシラチョフの寵姫で此の間の事情を知るオルガによって妨げられた。オルガというのも矢張りロシヤ人であったが、家族を人質とされ、シラチョフの許に捕虜となっている女なのである。その間、シラチョフは己れに屈せず、またロシヤ帝国への忠勇の志を棄てぬオルロフの意気と誠とに感じた。で、多血で、豪宕なシラチョフは敢然としてオルロフを自由の身にしてやった。自由の身になるとオルロフは直ちにロシヤ軍隊へと走った。此処でロシヤ軍の再襲が始まった。韃靼軍はその強襲の下に支うべくもない。潰走するだけである。が、この時、機を見るに敏なシャリーヌは混乱にまぎれ早くもマーシャを奪って逃げた。そして彼はそれを防ぎ止めんとしたオルガを刺して跡を晦ました。一足、遅れて、現場へ馳けつけたシラチョフは寵姫の無惨な骸を見た。熱血児シラチョフの男泣き。だが、シャリーヌは逃げ得なかった。彼はオルロフの一隊に捕えられ、そしてマーシャはオルロフの腕に抱かれた。その後、オルロフとマーシャとは或る停車場で捕われの人となり送られていくシラチョフに不図めぐり合った。嘗て雄姿堂々としたシラチョフの今の哀れな姿を見た時に、オルロフの胸にどんな感情が往来した事だったろうか?

作品データ

原題 Volga en Flammes
製作年 1934年
製作国 フランス
配給 東和商事
上映時間 86
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2020/10/25更新
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