花嫁人形(1919)|MOVIE WALKER PRESS
MENU

花嫁人形(1919)

1919年公開,48分
  • 上映館を探す

戦後のドイツ国民の考えを知るに適当な風刺劇で、女の数が多く成り、男は軍人にも成れない程な弱虫ばかりと成るとして、骨を刺す皮肉が劇の仮面の下に示されて居る、主役は新顔のオッシ・オスヴァルダ嬢で、ヘルマン・ティーミッヒ氏が相手である。出て来る人々の役名が全部フランスやイタリアの姓名なのも一種の皮肉であろう。無声。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

シャテレル男爵は子供が死亡したため、虚弱にて軍人に成らずして生き残れる甥ランスロを仕方なく後継者と定め、配偶者を物色した所、応募の女は多数あったが、ランスロは女を怖れ寺院に逃げ込み、男尼と成って一生を送ろうとした。しかるに神に仕える身の僧が入智恵で、人間同様の動作をする人形と形式的に結婚し、男爵の遺産を貰い受け様とした。ランスロが買い取った人形は、人形屋の小僧の過ちを救わんとするその家の娘オッシが成りすまして居た為自然其処に滑稽を生じ、遂にランスロとオッシとは正式に結婚する。

作品データ

原題
Die Puppe
製作年
1919年
製作国
ドイツ
配給
日活
上映時間
48分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.7
  • たっかん

    4
    2017/5/28

    2017年4月29日、シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。

    エルンスト・ルビッチ、ドイツ時代のサイレント作品。
    『男になったら』のオッシが主演であるが、ドタバタ&ナンセンス喜劇を目指した映画のようであった。

    莫大な遺産を継ぐために結婚を強いられる女嫌いの男が、花嫁の形をした人形と「結婚のふり」をしようとするが……という物語。

    「髪が天を突く」描写は楽しかった。

    ただ、やや空回りが目立つのと、さほど笑えなかったのは、残念。

    <字幕:シネマヴェーラ渋谷 …頑張っていただき感謝!>

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • まこと

    5
    2013/7/18

    シネマヴェーラ「映画史上の名作 9」で鑑賞
    併映は『花嫁人形』…ドイツ繋がり…かな?

    これは…今観ても、十分、面白いですねw

    モノクロ作品ですが、舞台によって全体の色味が変わります
    これよりも後に観た、ラングの『蜘蛛』もそうでしたが、『蜘蛛』の方は、もっと色調に意味を持たせていたように思います
    こちらは…それほど深い意味は感じませんでしたね…単なるアクセントでしょうか

    サイレントですが、コミカルな動きが面白く、セリフが少なくても、十分に楽しめます
    特に人形の動きや表情は、最高ですね~w
    あのダンスには、ハマる人が多いと思いますw

    馬車に乗るシーンで、客席の一部から、クスクスと笑い声が…何事かと思ったら…馬が…w
    それに、人形屋の髪が一瞬にして逆立ち、そして…w
    ここはラストカットにも繋がってるんですが、何とも独特なセンスを感じますね

    現代版にリメイクしても楽しそうな映画です
    あまり目にできない作品だとは思いますが…機会があれば、是非、観て欲しいですねw

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • キネマ白道

    5
    2013/5/27

    ルビッチの無声時代のコメディですね。
    気弱な青年のもとに送り込まれた花嫁人形。

    実は生身の女性なのですが、、、

    現代に、これを映画化したら、、
    さしずめ「デスドール」系のホラーでしょうね?

    でもこの無声映画はあくまでもカリカチュアライズされた紙芝居?映画ですよ。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告