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投稿レビュー(8件)禁じられた遊びは星4つ

名作としか言いようがない! (投稿日:2018年11月4日)

 1952年のフランス映画で、日本初公開は翌年の53年でした。監督は後の作品の「太陽がいっぱい」でも有名になったルネ・クレマンです。

 65年が経過して今回は「2Kデジタルリマスター 日本語字幕新訳版」を鑑賞しました。

 デジタルリマスターによる画質のきれいなことに驚きながら、繰り返し観てきた作品なのに、またしても感動している自分がいて、自分にとっての「名作」とはこういうことなんだなと痛感させられました。

 この映画は時代がどうだとか、今だから・・・とか「時」は関係なく、世の中に「子供」がいる以上、そして、現実的な「大人」がいる以上、永遠に受け継がれる作品と思います。

 そして、映画同様に、ギター独奏の「愛のロマンス」も忘れられることはないでしょう! »ガイドライン違反報告

投稿:杉ちゃん

評価:5
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40年ぶりに観て、大感動! (投稿日:2016年4月23日)

初見は1976年1月スクリーンで観たので、本日(2016年4月23日)、40年ぶりの鑑賞。
あちらこちらは憶えていたが、やっぱり忘れていた部分が大半。

物語は、1940年6月、フランスでは、ナチスドイツによる空爆を受けていた。
一緒に逃げていた父母を目の前で殺された女の子=ポレットが、死んだ犬を抱えながら彷徨う。そして、ミシェルという少年と出会う。
死んだ犬の墓を作ってあげようとするが、ポレットは神様も十字架も知らないので、ミシェルが教えてあげる。
そして、二人は「禁じられた遊び」へと進んでいく。。。

ルネ・クレマン監督の戦争の描き方が、直接的な描写もあるが、光や音で表現するあたりが非常に上手い。
有名なギター曲も素晴らしい。

大感動させてもらった。
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投稿:たっかん

評価:5
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戦争こそが禁じられるべきもの (投稿日:2013年9月25日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

この作品はもう言わずと知れた名作でしょう。アカデミー名誉賞を受賞し、その他の映画賞もいくつか受賞している名作です。

ドイツ軍の空襲で両親を亡くし、飼っていた犬も死んでしまい、犬のお墓を作る女の子。知り合った男の子と虫やヒヨコなど色んなお墓をたくさん作る。彼らのひとつひとつのお墓に十字架を立てるために実際の墓地から十字架を盗んでくる。彼らはお墓を作ることを楽しみとするが、十字架を盗むという行為は人道的に許されるものではないし、意図的に生物の命を奪う事もまた許されることではない。まさに禁じられた遊びである…この作品の舞台が1940年の戦時中であることを考慮すると「大人の禁じられた遊び=戦争」ということを示唆しているようにも思えます。

前編を通してギターのサントラ『愛のロマンス』が作品にピッタリはまってます。多分この作品を観ていない人もどこかでこの曲をきいているかもしれません。撮影費をかなり使ってしまいオーケストラのサントラができずギターだけのBGMになったとか…。結果的にこの作品のサントラはちょうど良かったのではないかと思いますね。

女の子役のブリジット・フォセーは今でも女優をしてますが、この作品がデビュー作なんですね。この作品撮影時は5歳だった彼女も今は60歳を過ぎていますから年月をかなり感じます。 »ガイドライン違反報告

投稿:ettam

評価:5
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無邪気に残酷 (投稿日:2013年4月21日)

ギターをやった事がある人なら一度は弾いた事があるあのテーマソングの映画。
フランス映画の名作という事で見てみました。
とても古いフランス映画なので、観てる側に色々考えさせる感じです。
最後のモヤっと感が流石でした。

都会育ちで身なりの良い女の子、彼女は親の死や神や祈りもよく理解出来ない位幼い女の子です。
そんな女の子が田舎育ちで貧しい家庭の男の子と出会います。
彼女達は無邪気故に残酷な遊びにハマってしまいます。
男の子は彼女を喜ばせたいが為に無邪気に嘘や殺しや窃盗を…
最後のお墓のシーンはとても残酷でとても美しかったです。

ところであの犬は本物じゃないでしょうか?
当時の技術であんなにリアルに動く技術は可能なのでしょうか?
それが怖かったです。
犬が好きなので凄く嫌でした。犬好きな人は気をつけて下さい。 »ガイドライン違反報告

投稿:からあげ大好き

評価:3
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フランス映画が好きな人なら… (投稿日:2012年12月13日)

TOHOシネマズ、午前十時の映画祭で鑑賞
まあ、50本に選ばれるぐらいですから、名作なんでしょうねえ…

純真で無邪気な子供と好きな人の気を引くというエゴのために身勝手で残酷な行動を起こした子供の対比、ペットの死を悼む一方で両親の死に対するあまりの無関心ぶり、どこに向かうのかまったく分からないラストシーン…深読みしようと思えば、いくらでも深読みできます
埋葬という宗教的な信仰や儀式を無邪気な遊びに換えてしまう行為は、現代の日本人があらゆる物事を「カワイイ」という価値観に置き換えてしまう行為と似ていないか…とかねw

シニカルに人間の内面をえぐろうとするストーリー、、モヤモヤが解消されないエンディングなど、60年も前の作品なだけに、フランス映画のお手本のような作品ですねw
あの年齢の子供ですら「愛ゆえの堕落」を大人顔負けに体験してるあたりも含めてwww

とりあえず、子供、特に主人公の演技は素晴らしいです
両親の死を知った時の表情…あれは、どういう感情の現れなんでしょう?

まあ、フランス映画が好きな人なら、この映画は観ておくべきなんでしょうね
映画を観た後で、この映画に込められた制作者の意図は…メッセージは…などとゴチャゴチャ考えたい人にオススメですw
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投稿:まこと

評価:3
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名作に名曲あり (投稿日:2011年11月11日)

昔見た時はもっと感動した気が・・今見るとそんなに感動できなかった・・。

両親の死んだ原因が自分にもあるのに少女は淡々としてるし、隣同士の争いは子供っぽい。

少年が少女の為に作った十字架の装飾はきれいでした。

ギターのあの名曲。それだけで十分です。

 ・ギター好きの方
 ・子供好きな方
 ・親に約束を破られた事がある方
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投稿:2006年から映画

評価:4
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これを名作と言わずして、何を名作と言うか? (投稿日:2011年8月25日)

言わずと知れた名作ですが、原因は何でしょうか?
まず避難民に対する、爆撃/機銃掃射が映ります。いくら戦争でも、これが許されるのでしょうか。どう考えても非戦闘員に対する不当な攻撃ですよね。
そして、少女(ブリジット・フォッセー)の家族は、車を持っていることから裕福な一家だと考えられるけど、混乱の中、車が動かなくなり、徒歩で避難中に撃たれる。両親と犬が死ぬ。そして彼女は・・・。
不思議なのは、彼女が普通の家の子と違って、神や死ということを何も知らされないまま育っていたことで、カトリックの強いフランスとしては、まずは考えられない。これが実は、この映画のミソで、少女がピュアな人間として宗教や人生と向かい合ってしまったということが喜劇でもあり、悲劇でもあるのだろう。
少年はもう少し年かさで、世の中のことは少しは分かっているけど、同時に大人の偽善も分かっている。実は家には、彼の兄や姉もいて、どうして彼らに相談しなかったのかもよく分からないのだけど、とにかく少年少女だけの秘密が広がって行く。そして・・・。
ということで、実はこの映画は単に戦争を描こうとした訳ではなく、何かもっと人間存在の深いところまで行ってしまった。それが名作の所以であろう。
ただ、ちょっと今見るとどうかなと思うのは、字幕がわざと田舎言葉で書いてあり(一人称が「おら」とか)、原作のフランス語がそうなのかもしれないけど、未来に残す映画としては、いかがなものか。また少女が映ると必ずテーマソングが流れるというのも、当時の「お約束」ではあったのだけど・・・。 »ガイドライン違反報告

投稿:ミチさん

評価:5
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少女の叫び声に胸が締め付けられる (投稿日:2009年5月23日)

 W・W・Ⅱ下のヨーロッパ、ナチスドイツはオランダに次いでベルギーに侵攻しますが、この時大量の避難民が発生して幹線道路に何百キロもの難民たちによる長大な列が出来てしまいます。これを映画冒頭のシーンで描いたのが、名匠・ルネ・クレマン監督の名画「禁じられた遊び」です。映画は知らなくても、ナルシソ・イエベスのギターによる主題歌を一度は聴いたことがある筈です。

 詩情豊かな映像と音楽の中に、子役のブリジット・フォッセーの演技が名匠によって見事に引き出され、それがヌーベル・バーグの若者以外の多くの人々の感涙を誘いました。

 少年は少女を喜ばせるために、色々な十字架を集めてきます。葬儀用の馬車の十字架を盗み、墓地の十字架を盗み、古い水車小屋の傍らに二人だけの秘密の墓地を作るのです。死に連なる危険な儀式=禁じられた遊び…であり、映画はあまりにも無邪気に興じてしまった小さな恋人たちへの残酷な報いでもあるかのようです。愛とは禁じられた遊びなのでしょうか。何度、鑑賞しても少女の叫び声に胸が締め付けられる思いがします。悲痛な愛の映画を単純ながら哀しく美しいメロディーと共に御堪能下さい。
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投稿:晴耕雨読

評価:5
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