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デイヴィッド・ストーリーの原作を、彼自身が脚色し、新人リンゼイ・アンダーソンが監督したスポーツを背景にした恋愛心理映画。撮影はデニス・クープ、音楽はロバート・ガーハードが担当した。出演は「ダンディー少佐」のリチャード・ハリス、「土曜の夜と日曜の朝」のレイチェル・ロバーツほか。製作はカレル・ライス

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炭坑夫メイチン(リチャード・ハリス)はハモンド夫人(レイチェル・ロバーツ)の家に下宿していた。夫人は夫を亡くしてからというもの、二人の子供とひっそり暮していた。メイチンのハモンド夫人への気持は、同情から愛に変っていった。彼女の暮しを助け、幸福にしたい気持からメイチンはプロのラグビー選手となった。千ポンドの大金で契約した彼は夫人にこのことを伝えたが、彼女は反応を示さなかった。数日後、子供たちと一緒にドライブした彼らは幸福そうに見えた。荒っぽいプレーで人気者になったメイチンだったが、充たされぬ気持は日増しに強くなった。そんなある日、泥酔して帰ったメイチンを見た夫人は、自分を愛してくれる彼の一途な気持に強くひかれた。情事のあと、相も変らぬ夫人のうちとけない態度に怒った彼は家をとび出した。そんな彼を誘惑したのはチームのオーナーの妻だった。しかし彼は振り切って家へ帰った。クリスマス・イヴの日、夫人と子供たちへの贈物を持ったメイチンは、試合で歯を六本も折った直後だった。その夜は久しぶりになごやかなひとときをすごした。彼は夫人にいろいろな物を買いあたえたが、夫人には彼の馴れ馴れしい粗野で傲慢な態度と、世間の目が恐かった。このことで二人ははげしい口論をし、彼はまた家をとびだした。アパートを借りたメイチンだったが苦しい気持に耐えきれず、再び帰っていった。しかし夫人の姿は見えず、脳出血で倒れ重態ということだった。そして夫人は死んでしまった。夫人の名を呼ぶメイチンの声が空しく響いた。生甲斐を失った彼は、観客の嘲笑をあびながらも、無気力な試合を続けねばならなかった。

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作品データ

原題 This Sporting Life
製作年 1961年
製作国 イギリス
配給 東和=ATG
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