ラブ・ハント講座|MOVIE WALKER PRESS
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ラブ・ハント講座

1962年11月18日公開
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クリフォード・ハンリーの原作をフレデリック・ゴットファートとデニス・キャナンが脚色、「思春期の感情」のシリル・フランケルが監督したピンク・コメディ。撮影はジェフリー・アンスワース、音楽はエリザベス・ルティエンスが担当している。「喰いついたら放すな」のリチャード・トッドが俳優から映画製作に乗り出し、ヘイリイウッド・プロを創設して初めて作った映画でもある。出演者は彼の他に「裸者と死者」のニコール・モーレイ、「死の船」のエルケ・ソマー、「勇者テシアス」のリック・バッタリア、「親指トム」のジューン・ソバーンなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

女性遍歴にかけては右に出る者なしのツワモノ、ビル・ファーガソン(リチャード・トッド)は欧州各社に支社をおく旅行会社の青年社長。素敵な恋人ステラ(ジューン・ソーバン)とのデートにそわそわ店を閉め始めた処へ、三十年位前は絶世の美女だったろうと思われるアメリカ人マギーが、エジンバラ芸術祭にアメリカ娘十二人を招待したいと乗りこんで来た。持前の愛想良さが祟ってすっかり時間超過、息せき切ってレストランにかけつけると事もあろうにステラは恋仇イアンと食事をすませた処。修業の秘術を尽してやっと彼女をアパートに誘ったが部屋の鍵が見当らない。ステラは帰ってしまった。独りでホテルに行った彼はマギーに会った。ズボンの折返しに鍵を見つけた彼女は石鹸に型をとってからビルに返した。ステラにふられて欧州支社視察旅行に出かけるビルに、マギーは彼の住所氏名を刻んだ合鍵六個を贈った。ミュンヘンでアメリカの石油成金の婚約者でフランス美人ルシル(ニコール・モーレイ)を“まごころ戦術”を使って口説き、合鍵第一号はルシルの手に。第二号はアルプス山頂で仮病と濃霧を利用して寧になったグラマーな団体案内係のイングリッド(エルケ・ソマー)の手に。第三号はベニスのホテルで家族連れの中年婦人に渡そうと給仕に託したのだが……。バルセロナの酒場で苦い思いでステラに電話をするとまだ脈のある感じ、飛行機で帰ったビルは、待っていたステラを抱いて部屋に入ると、石鹸の泡だらけで抱きついてきたのは何とルシル。ステラは絶交を宣言して帰ってしまった。イングリッドもイタリアの音楽家ジュリオ(リック・バッタリア)を連れて来るし、ホテルでボーイが間違えた合鍵を持ってハイティーン娘のハリーが弟と来たので散々のビルは、翌日一同とスポーツ・カーで海岸に出かけた。ルシルは石油成金と、イングリッドは音楽家とそれぞれ結ばれ、ビルはハリーに口説かれて大弱り。ステラを無理矢理車に乗せたビルはまっしぐらにアパートへ。「今度こそ本当に結婚しよう」の殺し文句にさすがのステラも彼の首にかじりついた。

作品データ

原題
Don't Bother to Knock!
製作年
1961年
製作国
イギリス
配給
日本RKO

[c]キネマ旬報社

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