世界残酷物語|MOVIE WALKER PRESS
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世界残酷物語

1962年9月12日公開
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地球上になお残る未開社会と、その中の奇妙な風習、あるいは文明社会にいまなお残る未開的状況をとらえた異色記録映画。監督のグァルティエロ・ヤコペッティは「ヨーロッパの夜」「世界の夜」のスタッフの一人。撮影は新進のアントニオ・クリマティ、ベニト・フラッタリの二人。音楽もニーノ・オリヴィエロ、リズ・オルトラーニの二人が作曲している。製作はヤコペッティとパオロ・カヴァラ、フランコ・プロスペリ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

収録した内容は--▽南イタリアのバレンチノの肖像除幕式▽ニューヨークのロッサノ・ブラッツィ▽南洋土着民族のボーイハント▽文明国でのマンハント▽ニューギニアの豚に人間の乳を与える原住民▽同じくその五年に一度の肉食祭り▽ロサンゼルス郊外の動物墓池▽台北の犬肉レストラン▽ローマのヒヨコ染めわけ▽フランスの鵝鳥の肝臓を大きくする特別食▽日本の松坂のビールを飲む牛▽タバル島の変った美人の標準▽食糧難の香港▽ニューヨークの高級ゲテモノ・レストラン▽蛇を常食とするマラヤ人▽蛇を首にかけて練り歩くサン・ドメニコ祭▽イタリア南端カラブリア半島の奇妙な祭り▽シドニーの少女ばかりの水難救助隊▽ビキニの放射能の犠牲となった動物たち▽マラヤの海底墓地▽同じく危険な鮫漁と鮫への復讐▽ローマのカプチン修道会の墓地▽同じく無名の骨を守る赤頭巾教団▽ハンブルグの酔っぱらい天国▽東京温泉の男性全身美容▽マカオの中国人の葬式▽シンガポールの“死の家”▽ロサンゼルス郊外の自動車墓地▽同じくスクラップ自動車のアート・ギャラリー▽チェコの美女の肌で描く前衛映画▽ハワイの観光団▽牛の首を切るネパール・グルカ族の祭り▽ポルトガルの町ぐるみ闘牛▽ニューギニア・ゴロカ地方の穴居人▽同じく、そこにいる宣教師▽ポート・モレスビー--香港空路にある原住民の飛行機崇拝。

作品データ

原題
Mondo Cane
製作年
1962年
製作国
イタリア
配給
東和

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.6
  • Movie Walkerユーザー

    3
    2018/8/30

    世界の野蛮で残酷な奇習・風俗を描いたドキュメンタリー映画。とはいえヤラセも含まれているよう。色々知れて面白かった。

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    ネタバレあり
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  • ブルー・ドラゴン

    5
    2007/6/26

     この作品そのものは、半世紀近くも前の映像を捕らえているので、今現在はどうなのかというと個々の内容については現在はないとしても、又違った内容での映像が出来上がるかもしれない。
     それほど世界は広いのであり、私たちが知りえる情報は、ごく限られた地域に限定されているのだと思う。
     それだけに、あの時点でよくもあのような映像を撮る事ができたものだと、驚愕をおぼえるのだが、おそらくスタッフは命がけであったと思う、内容は見てのお楽しみなのだが、私が一番衝撃を受けたのは、「牛の首をきる場面」である、おそらくあの場面を見て目を背けなかった人は居なかっただろうと思うのだが、最近どこかの国で、ライオンかトラに生きたままの牛(?)を餌として与える場面を、観光ツアーとして見せている場面が報道されたが、これはまさしく現代版の「世界残酷物語」ではないだろうか。

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