情事(1960)のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
MENU

情事(1960)のレビュー・感想・ネタバレ・評価

1962年1月30日公開

ユーザーレビュー

5.0
  • たっかん

    5
    2016/8/8

    ミケランジェロ・アントニオーニ監督は、なんとなく苦手感があったのだが、この映画は引き込まれてしまった。
    何より、モニカ・ヴィッティの美しさに見惚れて、眼が釘付けになる映像。
    また、風景や建物を切り取るショットの見事さ。素晴らしい。
    2時間16分が、あっと言う間であった。

    物語は、海に行くサンドロなる男、そしてサンドロの恋人アンナ(黒髪)とその友人のクラウディア(モニカ・ヴィッティ)。
    ほぼ無人の島で、アンナが行方不明になる。アンナの捜索が行われる。
    そうした彼女(アンナ)の捜索中に、クラウディアに言い寄るサンドロ。そしてキスする。
    クラウディアは戸惑い、サンドロから離れようとする。汽車に乗り込むクラウディアを追いかけて汽車に飛び乗るサンドロ。
    二人でアンナ探しの旅に出かける、ように見えるが、実は二人のラブ旅行となる。
    クラウディア曰く「あなたは、三日でアンナを忘れられるの?」。これは、自分にも、最後に降りかかってくることになる。
    そして、本格的に愛し合う二人。
    めちゃくちゃに色っぽい映画となってくる。
    とある町に行った時、男だらけの街中で、クラウディアに突き刺さる男達の視線。
    クラウディアを裏切るサンドロ。
    二人で泣く。

    しかし、この映画、男女の愛の過程、はかなさを謳った現代的な傑作であった。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告