血を吸うカメラ|MOVIE WALKER PRESS
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血を吸うカメラ

1961年7月14日公開
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怪奇映画風の構成をもった異常心理ドラマ。レオ・マークのシナリオを「将軍月光に消ゆ」のマイケル・パウエルが監督した。撮影に当ったのはオットー・ヘラー。音楽を担当したのはブライアン・イースデル。出演しているのはドイツ映画界出の新人カール・ベーム、「ブラック・タイツ」のモイラ・シアラー、アンナ・マッシー、「ハバナの男」のマクシーヌ・オードリー、エズモンド・ナイト、バートレット・マリンなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

マーク・ルイス(カール・ベーム)は撮影所のカメラマンをつとめるかたわらヌード写真撮影のアルバイトをしている。彼の亡父は有名な心理学者で人間の〈恐怖〉に対する反応研究に生涯を捧げた。そしてマークは幼時、父の実験材料として育ったため、いまでは自分に殺される寸前の犠牲者の恐怖と、断末魔の表情を撮影、そのフィルムを自分で現像映写することに生きがいと快感を覚えるようになっていた。彼は必ずシネ・カメラを携帯して歩いていたが、最初の犠牲者はドラという街娼だった。ドラの自室につれこまれたマークはカメラの三脚に仕込んだ兇器を片手に、カメラのシャッターを押しながら女に迫った。翌朝、運び出される女の死体をそっと撮影しているマークの姿が……。その夜、ドラ殺害のフィルムを映写しているところへ、マークの部屋の下に住むヘレン(アンナ・マッシー)が訪ねてきた。その日は彼女の誕生日でお祝いのケーキのおすそわけにきたのだ。二人は親しくなった。マークに彼の幼時の暗い過去を聞いたヘレンは同情し、その孤独感を柔らげようとした。……が、翌日、マークは撮影所で新人女優のビビアン(モイラ・シアラー)をスクリーン・テストを口実に誘い出し、またも殺害、それをカメラに収めた。マークは死体を小道具のトランクに詰めて去った。数日後、ビビアンの死体が発見されたが警視のグレッグはドラ殺しと関連のあることに気づいた。そして捜査の協力者で精神病学者のローズン博士からマークの父のことを聞くと早速マークに尾行をつけた。一方、マークも自身の破滅を感じた。彼は愛するヘレンに財産の一切を譲る遺書をつくり、最後の獲物を求めて仕事場のヌード・スタジオへ。彼はそこでモデル女を殺し自宅に帰った。そこにはヘレンが待っていた。彼女は何気なくマークの撮ったフィルムを映写機にかけて見ていたが、その残酷さに驚いて部屋を出ようとしていたのだ。狂ったマークはヘレンに迫った。が、彼を愛するヘレンは恐怖の表情を浮べなかった。このとき尾行の刑事の報せで警官隊がきた。いまはこれまでとマークは自分のノドに兇器をつきさし死んでいった。その彼の姿を自動式撮影のたくさんのカメラが無気味にシャッターを切っていた。

作品データ

原題
Peeping Tom
製作年
1960年
製作国
イギリス
配給
東和

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.0
  • キネマ白道

    2
    2013/5/28

    パウエルプレスバーガーがこの映画で

    ひんしゅくを買って?
               
    没落する?原因になったという、ホラー映画。

    やっぱり、
               
    ホラー映画作っちゃいけませんね?

    ホフマン物語、赤い靴路線で

    行く
               
    べきですよね。この二人は、、。

    監督のカラーってものがある

               
    じゃあないですか。

    トッドブラウニングに『赤い靴』

    はつくれません
               
    よね?

    それと一緒に、

    パウエルプレスバーガーはホラー映画は

    無理で
               すよ。

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