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「狂った夜」につぐマウロ・ボロニーニ監督作。「ローマの女」の原作者アルベルト・モラヴィアの小説の映画化で脚本をピエル・パオロ・パゾリーニとアルベルト・モラヴィアが共同で執筆。撮影はアルド・スカヴァルダ。音楽はピエロ・ピッチオーニ。出演するのは「墓にツバをかけろ」のジャン・ソレル、「危険な関係」のジャンヌ・ヴァレリー、「ローマで夜だった」のパオロ・ストッパなど。製作はポール・グレーツ

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ローマ裏町のアパートに住む青年ダビッド(ジャン・ソレル)は幼ななじみの小娘イバナ(ヴァレリア・チャンゴッティーニ)との間に子供をつくり、働かねばならぬことになった。五万リラあれば小さい店をやれることを知った彼は叔父の紹介でモリエ弁護士を訪ねた。が、モリエはまた別の人物を紹介してくれ、その人の所にいくとまたモリエあての紹介状をつかませられてしまう始末で、彼は馬鹿らしくなった。日やとい作業員の弁当に手を出しかけた彼はマリナ(ジャンヌ・ヴァレリー)と会った。彼女は昔の無頼仲間を離れマニキュア・ガールの免状を取ったという。そして彼女のいく先はモリエの所だった。強引にマリナを自分のものにした彼は、女を通じてモリエに確実な職を紹介させ、油脂運送トラックの運転手になった。禁制品も運ぶらしいこの仲間に入って働くうち彼は、一味の黒幕の情婦フレジャ(レア・マッサリ)を知った。相棒運転手カルピチと彼は、一仕事すませ、ローマに帰った。ダビッドに好意をもったフレジャはカルピチの手を通じて店を買う五万リラを彼にわたそうとした。しかしその大部分はカルピチに着服されてしまった。少い手当に失望したダビッドは、ふと昼間モリエの事務所の前でみた光景を思い出した。身よりのない老人の死体が、指にはめていた輝く指環である。彼はかけ出した。--その夜イバナの所にもどったダビッドの手には、重そうな札束がにぎられていた。

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作品データ

原題 Ca S'est passe a Rome...
製作年 1960年
製作国 フランス イタリア
配給 映配
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