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莫大な宝石を追って展開する、ギャングと刑事の追撃戦を描くフィルム・ノアール。製作はアラン・ポワレ、監督は「渚の果てにこの愛を」のジョルジュ・ロートネルベルトラン・ブリエの原案ストーリーをロートネルとブリエが共同脚本、撮影はモーリス・フェルー、音楽はレ・クリニックが各々担当。出演はジャン・イアンヌミレーユ・ダルクミシェル・コンスタンタンベルナール・ブリエナンニ・ロイベナンティノ・ベナンティーニジェス・ハーンジョルジュ・クライスリュフュなど。

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刑期を終えたセルジュ(J・イァンヌ)が刑務所の門をでようとしたとき、シトロエンに乗った四人の殺し屋が待ち受けていた。盗んだ宝石の隠し場所をいえば裏門から逃してやるという刑事(B・ブリエ)を無視して、近くのバーへ逃げ込んだセルジュは、そこでムショ仲間のミシェル(M・コンスタンタン)に助けられ、どうにか機危を脱出した。四人の殺し屋はジェラール伯爵の部下だった。伯爵はセルジュの留守をいいことに、彼の妻カーラ(M・ダルク)にいいより、あわよくば宝石も、と狙っていたのだ。無事カーラのアパートに着いた三人。カーラは懐しさと不安の入りまじった表情でセルジュに向う。重ね合わされた唇の感触。三年間の空間が一気に埋まる。次の瞬間、頬に痛みが走る。カーラに裏切られたと思いこんだセルジュの平手打ちが一発、二発。しかしこのアパートもたちまち殺し屋たちにかぎつけられ隠れ家へ。何日かが過ぎたある朝、どこからかぎつけたのかの刑中が姿を現わした。もうずぐずしてはいられない。宝石を持って外因へ逃げなければならない。犯行の際、サンチーニに預けた宝石を受とるべく、彼の家を訪ねたが、一歩遅く、彼は霊柩車で運ばれるところだった。それでも、神は彼らを見捨てなかった。唯一の男ぶりである娘の家の古トランクに、問題の宝石があった。嬉しくなったカーラは有り金全部を娘にくれてしまった。国境まであと一度給油が必要だとも知らずに。気前のいい彼女のおかげで、一文なしになった一行は、ガソリン・スタンドで強盗を働かなければならなかった。だが犯行は失敗し、警察へ。例の刑事の仕業だった。護送の途中、宝石を執拗に狙う刑事と山分けにするという条件でからくも脱出した四人は、国境へと車を向けて出発した。

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作品データ

原題 Laisse Aller...C'est Une Valse
製作年 1972年
製作国 フランス
配給 東京第一フィルム
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