007/消されたライセンスのレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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007/消されたライセンスのレビュー・感想・ネタバレ・評価

1989年9月30日公開,133分

ユーザーレビュー

3.2
  • ドラエモン

    4
    2009/8/8

    007シリーズの中でも、今回の作品は、ジェームズ・ボンドの私的な感情をむき出しにして、麻薬王殺害という復讐劇を繰り広げる『007消されたライセンス』(1989年イギリス制作)である。この作品の特徴は、これまでイギリス諜報部員と言う役目を忠実に実行してきたジェームズ・ボンドが、自らの諜報部員である親友を重症に落としいれ、しかも、その親友の妻を殺害した麻薬王サンチェスへの復讐を自らの手で行なうというもので、諜報部員らしからぬ、人間ジェームズ・ボンドを濃厚に打ち出している。そのため、MI6の指令を無視し、自らの私情で行動するボンドに「M」は、殺しのライセンス剥奪を宣言する。イギリス諜報部員ではなくなったボンドだが、目標に定めたターゲットをジワリジワリと追い込んでいくのである。「007消されたライセンス」は、007シリーズ16作品目、ジェームズ・ボンド役のティモシー・ダルトンはボンドとして2作品目となったもの。序盤から、セスナ機をヘリコプターのワイヤーに絡めてサンチェスを生け捕りにする等、迫力の映像展開から始まる。これだけのシーンを撮るのには、相当な冒険をしなければならなかったはずなので、観ている側にとっても大興奮の作品なのである。
     中南米を舞台に、ライセンスを剥奪されたジェームズ・ボンドが友情のために戦う姿を描く。製作はアルバート・R・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソン。監督は「007/リビング・デイライツ」のジョン・グレン、脚本はウィルソンとリチャード・メイバウムの共同、撮影はアレック・ミルズ、音楽はマイケル・ケイメンが担当。出演はティモシー・ダルトン、キャリー・ロウエルほか。

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