映画-Movie Walker > 作品を探す > ラストエンペラー > レビュー

投稿レビュー(5件)ラストエンペラーは星4つ

「ラストエンペラー」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、「良い」(星3つ以上)と「残念」(星2つ以下)に分けて表示しています。

映画叙事詩の歴史における“ラストエンペラー” (投稿日:2009年5月25日)

 清朝最後の皇帝、宣統帝溥儀は正常な生活を求めてナチズムに屈服する「暗殺の森」の主人公を豪華版バージョンアップされた映画だと思います。ベルナルド・ベルトリッチ監督は自分自身のマルキシズムとデカダンスの感性の矛盾にいつも引き裂かれていますが、またもや革命前夜の華やかさに心奪われたのです。

 豊饒なオレンジ色の幼少期から牢獄につながれた荒涼たる青灰色の時代へと、色褪せてゆく虹のスペクトルのように溥儀の一生を描いた撮影は「地獄の黙示録」のヴィットリオ・ストラーロであり、色が飽和して、光を遮断する紫禁城を描写しているところに彼の才能が最も生かされているのです。ストラーロは色彩が充満した華麗なる紫禁城を感覚が萎える場所として表現。戦犯として逮捕された溥儀が全てを自白することによって更生するというエピソードはシアンを基調とした暗い映像で造形していますが、それが本当の自由とは違っていることを暗示していて秀逸でした。

 半世紀以上の歴史を一本の映画に収めきることは大変な作業です。ベルトリッチ監督の自分勝手な解釈や省略を有識者たちは批難するでしょうが、ベルトリッチ監督は歴史学の教授ではありません。観客は溥儀のプリズナーとしての、世間から隔絶された目を通して、激動の時代の目撃者となるのです。紫禁城の人気のない玉座で、コオロギだけが生きていたラストシーン。ベルナルド・ベルトリッチ監督こそが、映画叙事詩の歴史における“ラストエンペラー”なのかもしれません。»ガイドライン違反報告

投稿:晴耕雨読

評価:5
星評価

5人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

愛新覚羅溥儀 (投稿日:2008年6月16日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

愛新覚羅浩(溥儀の義妹で、日本人嵯峨野家公爵子女)に関するDVD、著書を看てからだと感覚も違います。
中国(中原)の最後の皇帝というよりは、満州帝国の皇帝として自身のアイデンティーに苦しんだ姿が主題です。最期は一庶民として生きた皇帝は、中国参千年の歴史の中で最初で最後でしょう。今、台湾で購入したDVDを看ています。皇后の椀容はピアノを弾き、シャワーを浴びる西洋志向の女性。第二皇后は伝統ある清の教育を受けた淑女。この二人が自分の価値観を超えて皇帝(皇上溥儀)のために尽くすところは、女性の性を感じました。1115分の大作ですが、ぜひ看ていただきたいドラマです。»ガイドライン違反報告

投稿:JINJING

評価:3
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

歴史映画 (投稿日:2008年5月9日)

今のウォンカーウェイなんかの
ルーツのにおいがする作品です。
大々的なロケ、画面の色彩、
歴史物、
ということで歴史のお勉強をかねて
一度は観ておきましょう。。。»ガイドライン違反報告

投稿:カワカワ'カワ

評価:3
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

広大さ (投稿日:2007年1月20日)

中国の広大さを感じさせる作品です。
ストーリーに、少々重たいものを感じますが、知っておくべきだと思います。
»ガイドライン違反報告

投稿:いたちゃん

評価:3
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

歴史を知るべき (投稿日:2006年11月22日)

中国のお話のようで、実は日本を知ることが出来ます。ナチスにも劣らない日本の過去を知るべきです»ガイドライン違反報告

投稿:ぴさあん

評価:5
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

上へ戻る

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > ラストエンペラー > レビュー