仮面・死の処方箋|MOVIE WALKER PRESS
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仮面・死の処方箋

1979年12月23日公開,106分
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フランスの一地方都市の医師界を舞台に善や正義という名の仮面の下に息づく人間の本性を描く。製作はジャック・ドルフマン、製作協力はフランシス・ジロー、監督はジャック・ルーフィオ、脚本はジョルジュ・コンションの原作を彼とジャック・ルーフィオ、ジャン・ルイ・シュヴァリエが脚色。撮影はアンドレアス・ヴァインディング、音楽はフィリップ・サルドが各々担当。出演はミシェル・ピッコリ、ジェラール・ドパルデュー、ジェーン・バーキン、マリナ・ヴラディ、シャルル・ヴァネル、ミシェル・オークレールなど。地方公開時「イノセント」と二本立てで上映された。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

公立病院の医師ロスレ(ミシェル・ピッコリ)は外科医として町の人々の信望を集めていたが、ある日、心臓の痛みを感じ、軽い心筋梗塞と診断される。彼の病を喜んだのは町一番の大病院の院長であるブレゼ(シャルル・ヴァネル)だった。彼はこの地方の医師会会長で町のボスである。公立病院のロスレの名声が原因で最近彼の病院の業績が不振だったためロスレの心臓発作を利用し、さっそく行動を開始した。その行動はロスレにあることを思い出させた。10年前ブレゼの病院にベルグ(ジェラール・ドパルデュー)という天才であり、信望の厚い外科医がいた。彼には美しい妻(ジェーン・バーキン)と子供にめぐまれたやすらぎの家庭があった。このベルグをブレゼは心憎く思い、彼が賭博の常習犯だという情報を知るやプロの賭博師を使って恥をかかせ、ついに医学界から追放してしまったのだ。追いつめられたベルグは愛する妻と子供たちを射殺し自らも命をたった。この事件と同じことが今また起ころうとしていた。心臓病では公立病院の外科医は勤まらないので、自分の病院で内科医として働かないかというブレゼの誘いに自尊心を傷つけられたロスレは妻のミレエル(マリナ・ヴラディ)と共に死を選んだのだった。思いどおりに事が運んだブレゼは何事もなかったかのように、一族を呼び、また病院繁栄の相談をするのだった。

作品データ

原題
7 Morts Sur Ordonnance
製作年
1978年
製作国
フランス スペイン 西ドイツ
配給
日本ヘラルド映画
上映時間
106分

[c]キネマ旬報社

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