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投稿レビュー(2件)カリートの道は星4つ

「カリートの道」に投稿されたレビューを
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魅力のある男性って… (投稿日:2016年2月17日)

"This is who I am."

多くの女性には理解しづらいところでもあって…

これを受け入れられる女性であるべきなのか
これを止められる女性であるべきなのか

そういうところを悩んでしまう私はまだまだなのかな?

アル・パチーノ作品は初めて見ましたが、
しぶい…愛する女性を見つめる瞳がとても好き。
ゲイル、美しかったもんなー…
特に2人のシーンは何度も観たくなる»ガイドライン違反報告

投稿:ami

評価:4
星評価

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デ・パルマらしさが随所に見られた映画 (投稿日:2013年7月19日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

オープニングは、カリートが撃たれて運ばれるモノクロのスローモーション映像。
ゆっくりと映される警官が逆さになっていきカメラが上に移動するとアル・パチーノが担架で運ばれる姿を映す一連の映像はグッジョブ。デ・パルマらしさ、冒頭から。
そして“楽園への脱出”という看板が映されて、回想シーン(カラー映像)へと入っていく。

仲間のために5年間投獄されていた麻薬王カリート・ブリガンテ(アル・パチーノ)は、親友の弁護士クラインフェルド(ショーン・ペン→ショーン・ペンとしてはなんか珍しい感じの眼鏡)の尽力で出所する。出所にあたっての法廷での演説場面は、アル・パチーノ主演の『ジャスティス』っぽい迫力あり。

カリートは、バハマのパラダイス島でのレンタカー店経営を夢見ている。理由は、殺し合いが無いので。ただ、このためには75000ドルが必要なので、ナイトクラブ経営投資する。
しかし、そんなカリートは、元の子分の麻薬取引に付き添っただけで銃撃戦に巻き込まれ、生き延びるために全員射殺してしまう。このあとの銃を捨てる場面は、『ゴッドファーザー』の「マイケルによる汚職警官の射殺後の銃を捨てる場面」に捨て方がそっくり。

そんな中、カリートは、入所前に愛し合った女性ゲイルに似た女を見かけて、雨の夜、むかいのビルの屋上から彼女のバレエ練習風景を覗き見る。→デ・パルマ得意の覗きシーン!
実際に話しかけてみると、彼女はゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)であった。

一方、弁護士クラインフェルドが刑務所に向って颯爽と歩く姿をスムーズな空撮で捉えたシーンは良かった。
ただ物語は、クラインフェルドが投獄囚のタグリアリッチに「俺の脱獄を手伝え」とクラインフェルドがタグリアリッチの100万ドルを横領したことをネタに脅される。悪徳弁護士にショーン・ペンを配役した点は良かったのではないか。

自分の居場所であるナイトクラブに戻ると、クラインフェルドがステフィーという店の女とトイレ個室で立ちファック。この場面は、個室を真上から撮るカメラがよろしい。
ブロンクスのベニー・ブランコというチンピラと小競り合いが起きて、カリートはトラブルに巻き込まれる。ブランコを階段から突き落とす。「こういう時はブランコを消すことだ。消すべきだが、殺しはイヤだ。早くバハマに行きたい」と思うカリートはブランコを殺さずに立ち去る。

ゲイルのアパートのドア隙間から見えるゲイルの顔とカリートの顔。そして、ドアの隙間から見える鏡に映るゲイルの裸体。こういった凝ったシーンは、デ・パルマらしい。
ドアを蹴破り、部屋の中で抱き合う二人を周囲から捉える回転カメラもデ・パルマっぽい。

クラインフェルドはなんと脱獄囚の男とその息子を殺して海に捨ててしまう。「お前は弁護士じゃない。トウシロのヤクザだ。もう貸し借り無しだ」と確認して、対等の立場になったことを確認するカリート。
「俺はイタリア人の怖さを知っている。このままでは済まない」というカリートのセリフの直後、車庫に呼び出されるクラインフェルド。自分も「これは危険だ!」と思ったら、案の定、腹を刺されるクラインフェルド。
クラインフェルドの病室に見舞いに行き、クラインフェルドの銃から弾を抜き取って、ゴミ箱に捨てるスローモーション・シーンと並行してクラインフェルドが射殺されるシーン。

クラインフェルドを射殺したヴィニーという男たちマフィアと追いかけっことなる。電車での追いかけっこサスペンスシーンは上手い。ニューヨーク(マンハッタン)のグランドセントラル駅での追跡シーンも素晴らしい。特にエスカレーターでの殺し合い場面は名場面。

なんとかマイアミ行きの列車に乗る寸前、「ブロンクスのブランコだ!」と言われて、腹を撃たれるカリート。ブランコを殺しておかなかったことからこうなる。
「チャーリー、死なないで。お願い」とカリートにすがるゲイルだが、この場面は冒頭映像のカラー版。
カリートは薄れていく意識の中で、「ゲイルは良いママになる。そしてカリート2世をうむ」と思いながら夢破れる。
そして、パラダイスの看板が映されて、その楽園の絵が動き出してエンディング。

随所にデ・パルマ・タッチが見られた「ブライアン・デ・パルマでなければ撮れない映画」であった。
しかし、惜しむらくは、冒頭のカリートが撃たれて運ばれるモノクロ場面は不要であった。このシーンがあるので、この映画を観る者は「カリートは最後に撃たれるんだ」と判ってしまう。物語の興をそいでしまう残念な冒頭シーンであった。
また、スプリット・シーンを使わなかった点も、残念だった。
それ以外は、デ・パルマらしさが感じられる良く出来た作品だったと思う。»ガイドライン違反報告

投稿:たっかん

評価:4
星評価

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