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投稿レビュー(3件)ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカは星4つ

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」に投稿されたレビューを
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デ・ニーロの笑顔・・・ (投稿日:2月11日)

 1984公開のセルジオ・レオーネ監督の名作中の名作です。公開当時は、銀座マリオン(日劇)のこけら落とし公開だったことを思い出します。

 それ以来となる劇場での鑑賞で、しかも4時間11分の完全版のデジタルリマスター版です。

 完全版となる追加シーンは、さすがにフイルムの状態が悪く、デジタルりマスターとはいえ、観にくかったですが、それでも、この名作を「完全版」として観れる幸せに興奮しました。

 ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、ジョー・ペシ、ジェニファー・コネリーなど皆若く、その他にも今となっては「知っている」俳優たちが多数出演していて、それだけでも感動です。

 そして、何よりも映画を盛り上げるエンリオ・モリコーネの音楽がいつまでも心に響きます。

 4時間11分、あっという間に感じるほど(2時間半ほどが過ぎたところで、5分程度の休憩がありました)のドラマにあらためて「映画の面白さ」を痛感しながら、最後のデ・ニーロの笑顔に感動している自分がいました。

 午前十時の映画祭9での鑑賞。
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投稿:杉ちゃん

評価:5
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最高のノスタルジー (投稿日:2011年6月27日)

移民が作った国、アメリカの過去を切なく描いた映画。こういった世代を経て、今ではニューヨークは、ユダヤ系の人たちが握っていると言われるまでに強い経済基盤を築くに至っている。。。晴耕雨読さんも指摘されている通り、何通りかの解釈できるシーンがあり、原書も読んでみた。

あの笛の音の音楽も美しいが、何故ビートルズの♪イエスタディが出てくるのかが、今も理解ができてません。»ガイドライン違反報告

投稿:なお

評価:5
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映画美学の交錯構築 (投稿日:2009年6月6日)

 セルジオ・レオーネ監督の遺作になった作品です。原題と同じ邦題が使用されていますが、昔々アメリカで…の三部作の集大成として観ることをお勧めします。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のOnce upon a time in America はイタリアンウエスタンで大成功したレオーネ監督はハリウッドから招待されて、最初にこの映画を手掛けようとしましたが、ハリウッド資本家たちはレオーネ監督に西部劇を要求したのです。よって、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の脚本は12年間に渡って練り直されきた歴史があるそうです。

 昔々アメリカで…三部作の第一作は、「ウエスタン」Once upon a time in the West であり、ヘンリー・フォンダを悪役に起用してイタリア製西部劇三部作の大ヒットを引き継いで再び大成功。レオーネ監督同様に男を描かせたら見事な映画を作り上げるジョン・ヒューストンという名監督がいましたが、彼も女性を描くのを苦手としていましたね。そんな汗臭い男たちの映画の題材を西部劇に求めてに続く第二作が「夕陽のギャングたち」です。一部ヨーロッパでの原題は、Once upon a time in the revolution と言います。

 映画全体に流れる蒸気とモノトーンな雰囲気は1920年代から30年代の景観を見事に描いており...美術、衣装、デザインを総括するようにエンニオ・モリコーネの音楽が絡むのです。イタリアンウエスタンの時代よりレオーネ監督作品の音楽を手がけてきたモリコーネの最高の名曲と言っていいでしょう。レオーネ監督独特のゆったりとしたテンポのドラマの空気の流れ、臭いを全身で感じ取る事が出来ます。デニ-ロの哀愁を含んだ顔に最高の絶大な効果を与えているのではないでしょうか。

 ユダヤ移民の子たちはアメリカの下層階級で蠢きながらも、禁酒法施行を利用して稼ぐことを覚え、その金を仲間共同のものとして駅のロッカーに常置しておくことを誓い合います。しかし、地廻りギャングの襲撃で一番幼い仲間が射殺されてしまったことに激怒した主人公のヌードルスは襲撃犯と警察官を刺殺してしまうのです。刑務所行きとなったヌードルスを見送る少年たちを遠景撮影した描写と護送車の中のヌードルスのクローズアップは見事なシーンでした。
 
 この映画はディレクターズカットの完全版で観ることをお勧めします。デボラの子がマックスにそっくりなので唖然としたヌードルスというシチュエーションは50歳を超えたときに理解しました(鈍感です)。30年の歳月が流れて会ったマックスは財団理事長として政財界に君臨しており、ヌードルスの裏切りは全てマックスが計画した事が判明します。ヌードルスはマックスの邸宅をあとにしますが、彼のあとを追ってきたマックスは、ゴミ清掃車の後部に設置しているローリングに身を投じて自殺したのではないでしょうか(再び鈍感)。もう一つの推理は、あの清掃車がタイミングよくあの時間あの場所にいるのも不自然なような気がするのです(清掃車はマックスの姿を確認してから動き出しているような気もします)。マックスに真相を暴露されたら困る政財界の関係者たちが雇った殺し屋という見方も出来ます。自殺するのに、ゴミ清掃車に飛び込むのはどう考えても不自然です(鈍感!?)。エンディングのヌードルス(デニ-ロ)がみせる込み上げてくる笑いも謎ですが、回答は更に人生を重ねたときに、また観て推理してみたいと思っています。

 セルジオ・レオーネ監督は「風と共に去りぬ」のリメイクと、レニングラードの戦いを映画化することを考えていたそうです。昔々アメリカで…の三部作でノスタルジーにひたりながら、レオーネ監督だったらどんな映画になっただろうと空想するのもいいですね。 ウイリアムバーグ橋を背景に蘇えった1920年代のマンハッタンはレオーネ監督の遺作に相応しく永遠に残る名画面でした。


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投稿:晴耕雨読

評価:5
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