Movie Walker Top > Myページ > yendou > レビューした映画

yendou
yendou
フォローする
映画力パラメーター
0MP
見たい映画 登録数
233MP
233MP
レビュー 登録数
82MP
レビュー への評価
3MP
フォロワーの数

レビューした映画

by yendou
  • 2013年11月公開  
    傷つき傷つけながら成長する純な青春
    タグ :
    未設定

    アメリカ人はとにかくパーティー好き。何かにつけてやっているホームパーティーというものには出たことはないけど、この映画のタイトル、ウォールフラワーは、そんなパーティーには必ずいる”壁の花”を意味しているというのは理解できます。いろいろな懇親会とか出ることはあるけど、僕もどっちかというと”壁の花(花かも微妙だけど)”。本作は、そんな”壁の花”だった青年が、ある出会いから壁から巣立ち、自らを発見していく青春劇となっています。

    大人数が集まる場、特に中等教育までの学校という空間は悲惨だと思います。いろんな人がいるというのは一見多様で素晴らしいともいえるんだけど、特に子どもから大人へと過渡期では、学力も、体力も、趣味も、嗜好も違う人たちが集まって、しかもお互いの距離を取り方が分からない子どもだったら、好きな者同士のつながりは強いけど、反発し合う同士の乖離も半端ない。そんな空間で孤立してしまったら最悪。あとは目立たないように身を潜め、3年なり、5年なりを平穏無事に乗り越えるしかない。”壁の花”になる人はなりたくてそうなるのではなく、なってしまう理由も必然なのだ。

    でも、そうした”壁の花”になって学校生活を無事に終えても、長い人生というスパンで見ると、人間としては成長しない。傷つくことを恐れていては自分らしさを獲得できる青春時代というチャンスを失い、いつまでも自分を見つけることはできないと思うのだ。”壁の花”だったチャーリーは勇気を振り絞って、上級生パトリックに声をかけたところから人生が大きく拡がった。無論、それによって傷つき、しかも自分らしさの根幹を揺さぶる危機にも対峙しなければならなくなる(正直、ここまで描くかとも思ったけど)。でも、いい面も悪い面もはっきり掴めて、初めて自分というアイデンティティーを確立する。もう、それは誰にも侵すことができない量分なのだ。

    青春劇の爽やかな雰囲気は作品全体にみなぎっていてよいです。「パーシー・ジャクソン」シリーズで主役パーシーを演じており、本作の主役チャーリー役も務めているローガン・ラーマンはもとより、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラーなど、年代的にも大人へと大きな成長を見せようとする俳優陣も素晴らしい演技を見せてくれています。晩秋に爽やかな風を届けてくれる作品です。

    • ◆このレビューを 0人 が参考になったと投票しています。
    • ◆このレビューは参考になりましたか? [はい
My映画館
Myエリア
最近チェックした映画
映画
おすすめ情報
見て良かったランキング
メッセージ
メッセージ

突如現れた球体型宇宙船と彼らと意志疎通を図ろうとする言語学者を描くSFドラマ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

銀河のはみ出し者たち、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの活躍を描く人気作の続編

マンチェスター・バイ・ザ・シー
マンチェスター・バイ・ザ・シー

兄の死で故郷へ戻った男が甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合う姿を描く人間ドラマ

WalkerTouch
Movie Walker モバイル
QRコード:Movie Walker

携帯で上映スケジュールや映画ニュースにアクセス。待ち受け画像も充実。
»詳しくはこちら

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

Movie Walker Top > Myページ > yendou > レビューした映画

ムービーウォーカー 上へ戻る