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投稿レビュー(9件)怪物はささやくは星4つ

「怪物はささやく」に投稿されたレビューを
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真実を語れ。 (投稿日:7/16)

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自分の心に溜まったストレスをすぐ吐き出す人はいるが、やたら
迷惑極まりない人間が周囲に多いせいか、溜め込んでいる人達は
大丈夫なんだろうかと心配する。ある程度の我慢が美徳だろうと
13歳の少年に吐き出せる場がないのは辛い。重病の母親は優しく
て言えない、そりの合わない祖母になどもちろん、離れて暮らす
父親は息子の気持ちにも気付かない、もう八方塞がりじゃないの。
そこへ巨木の怪物が登場。彼が話す3つの物語はシュールで説得力
のある話ばかり、最後にお前が真実を話せと怪物は少年に迫るが…
全編を通して重苦しいイメージが強く、気持ちを解放する必要性
を強く感じる。意地悪にみえた祖母の孫への思い遣りには泣けた。»ガイドライン違反報告

投稿:ひゃん

評価:4
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決して綺麗事だけでは語れない。“怪物”がこじ開けた、少年の心。 (投稿日:6/28)

【賛否両論チェック】
賛:心を閉ざした孤独な少年が、夢に出てきた怪物が語る物語によって、自分の本心と向き合っていく様が、不思議な雰囲気の中で描かれていくのが印象深い。ラストも感動的。
否:展開は非常に静かなので、気をつけないと思わず眠くなってしまうかも。

 学校でイジメに遭って孤立し、唯一の拠り所であるはずの母親は重い病で不安定。そんな孤独な少年の夢に姿を現した怪物が語る、「善悪」「信念」「存在」にまつわる物語が、少年の閉ざした心から、その本当の感情を引き出していきます。
 やがて母親の容態が悪化し、少年の心もすさんでいってしまった時、3つの物語を語り終えた怪物が、少年がずっと想いながらも表に出すことを許せずにいた“心の叫び”を解放させるシーンは、本当に印象に残ります。
 決して明るい気持ちで観られるストーリーではありませんが、人としてどう生きていくかの道標になるような、そんな作品です。»ガイドライン違反報告

投稿:門倉カド

評価:4
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深い深い母の愛 (投稿日:6/24)

まず子役の演技が素晴らしい。物語部分のアニメーションが美しい。アメリカとスペインがアイルランドを舞台に、若くして息子と別れる母の情愛とその少年の成長を描いた佳作。これをファンタジーで宣伝してしまうところが今日の配給会社のミスリードか。泣いてデトックスしたい人にはもってこいの作品なのに。余談だがイチイの樹の精がRニーソンに見えてくるのはキャスティングがはまった証拠か。»ガイドライン違反報告

投稿:バルナベ

評価:4
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罪悪感 (投稿日:6/22)

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13歳にしては、少々幼さの残る少年。

朝起きて朝食を作り洗濯をして学校に向かう。
母子二人の家族。その母親が不治の病だから。
皆が可哀想な子・・だから仕方がない・・と自分を扱うことに不満を持っている。
感情を表す代わりに黙々と絵を描く。

毎夜毎夜現れる夢は己の罪悪感の表れ。それに苦しんでいる。
少年は知らないのね。母は手を離さないで・・・とは言わない。我が子が救われるなら、その手を放しなさいと言うことを。
だから、自分を責める事はないの。
母は、それを伝えたかった。自分が死んだ後に息子が後悔しないように。

子供らしく、言いたいことを言って、甘えても怒っても良いのだと。一人じゃないのだから。
それを教えてくれる母親からのメッセージ。
私も父が死んだ時、こんなメッセージが欲しかった・・
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投稿:

評価:3
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少年と怪物の魂のかけひき (投稿日:6/15)

本作に縁があって、2回観た。
〝パンズ・ラビリンス〟のスタッフで児童文学の傑作を映画化…数々の賞に輝いたという本作。
丁寧に作られたダークファンタジーの不思議な世界に惹きこまれた109分間。

題名をどこかで見たな?とググったら学校図書館協議会のサイトにたどり着いた。
第58回読書感想文の中学生課題図書。
なるほど…確かに何年か前に店頭に並んでいた。
映画公開に合わせて装丁も新しくなったので購入。
2回目は読んでから鑑賞。

主人公のコナーが13歳なので、中学生向けに書いた原作だがテーマは難解。
いじめ・親の病気・離婚・祖母との諍い…
原作のよさを最大限に活かしながら、映画では解釈を補う形で工夫がされている。
アニメも使っているので、映画の方が分かりやすい。
原作にはないラストは、映画の方が泣ける。

主人公の少年は〝PAN~ネバーランド〟のルイスくん。天才子役。
少年の母親役が、〝ローグ・ワン〟フェリシティ・ジョーンズ。病気で衰えていく役作りがさすが。
怪物の声は…我らがクワイ=ガン・ジン。リーアム・ニーソン。
祖母役はシガニー・ウィーバー。
もう、これは観るしかない…という一流の俳優陣。

そして、映像がとにかく素晴らしい。
家。教会。丘。イチイの木。パステル画を思わせるアニメーション。
CGを駆使した迫力のある動き。

イチイの木の怪物が語る3つの物語が伝えたかったこと。
そしてコナーを苦しめる悪夢と彼の心に潜む4つ目の物語。
怪物は何のために現れたのか?怪物の正体は?

子どもと大人の間…乗り越えてこそ成長していける。
似たような経験を掘り起こされて胸が痛んだ。
孤独な少年と怪物の魂のかけひきが描く、良質で濃厚な映画だった。»ガイドライン違反報告

投稿:あらりん

評価:4
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ダークすぎて、ファンタジーから離れちゃった!? (投稿日:6/10)

 ゴヤ賞本年度最多9部門受賞!
 「永遠のこどもたち」のJ・Aバヨナ監督作品!
 英文学ベストセラーの映画化!
 と、くれば期待しないわけがなく! なのに、上映館は少ないのはなぜ!!!
 との想いで鑑賞してきました。結果、納得です。

 まず、設定がシングルマザー家庭に加え、お母さんが難病で、学校ではいじめられていて、お母さんの入院をきっかけにそりの合わないおばあちゃんと生活することに・・・と暗すぎました。

 また、怪物が話す3つの話も、「世の中は良い行いのために悪いことをする場合がある」「悪いことをしても必ず罰せられるわけではない」「孤独だと感じて間違った目立つことをすることで、本当の孤独になる」など世の中の「矛盾」や「皮肉」がテーマで重さ倍増です!

 そして、主人公の13歳の少年コナーが話す4つ目の話、誰にも話していない「真実」こそが何よりもリアルで残酷な内容に「感動」を通り越して「絶望」を感じてしまいました。

 もう少しファンタジー色の強い作品を期待していたのですが、一見そのように見えても、あまりにも現実的すぎて・・・

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投稿:杉ちゃん

評価:3
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物語の真実 (投稿日:5/25)

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物語には始まりがあり、そしていつしか終わりがある。

4つ目の物語をコナーが語ったことで
この映画のすべてが見えてきます。
怪物が今まで語った物語、コナーが今まで見てきた出来事。
そのすべてが重なった時その結末はあまりにも悲しくて、あまりにも切ない。

童話と違って真実は必ずしもハッピーエンドとは限らないけど、最後の最後で家族と通じ合った心が優しさを残してくれました。


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投稿:ナコ

評価:3
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ダークファンタジー (投稿日:5/2)

3つの真実の話と1つの隠された真実の話。全てに共通することが分かった時、悲しくなった。それもわかっている現実からの逃避と孤独が生んだもの。怪物を通してそれらと向き合って生き方、考え方をスイッチする。じつは怪物によるものではなく、コナー自身で断言しなくてはならない。
なぜこんなファンタスティックな世界が生まれたのか。終盤、暗雲な積乱雲如し、壮大な映像に圧巻される。

怪物がオープニングですでにR.ニーソンとわかってしまっているのはちょっとね。これはミステリアスでの方が良い。
S.ウィーバーの厳しいながらも凛とした姿勢は彼女の本来の知的さがよく表れている。祖母役かぁ、まったく見えない。»ガイドライン違反報告

投稿:seapoint

評価:3
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