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投稿レビュー(57件)この世界の片隅には星4つ

「この世界の片隅に」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、「良い」(星3つ以上)と「残念」(星2つ以下)に分けて表示しています。

我が故郷 (投稿日:6/10)

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舞台は我が故郷。
すずさんのおばあさんは古江から嫁いできた。その古江は我が母校のある所。
すずさんが嫁いだ北条家のある長ノ木。私の妻の実家の近く。
すずさんの年。亡き私の母とほぼ同じ。

いろいろ重なり感慨深い。
描かれている風景も懐かしい。»ガイドライン違反報告

投稿:ごいんきょ

評価:5
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2度鑑賞 (投稿日:6/6)

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こうの史代の漫画の原作に片淵監督が手掛けたアニメーション作品「この世界の片隅に」が公開になり

2月の4日より3か月という長きにわたり福知山シネマで上映されてきた作品でしたが
5月26日この日の上映最終日にようやく鑑賞。

原作者のこうの史代さんは福知山市在住の漫画家です。
そんなご縁があり、
異例のロングランされたのかな。

第2次世界大戦中の戦時下、広島県呉市を舞台に18歳で見知らぬ土地に嫁いだ少女すずの毎日の営みを丹念に描かれていきます。

最初は63館ほどと上映館もかなり限られていたんですが、少しずつ口コミによって拡がり、本当に世論というメディアの力って大きいですね。

とっつきにくい戦争という物語をアニメを通じて
老若男女を問わず誰にでも、わかりやすく描かれていましたね。

アニメということで小さい子供も見るわけで
ビンで米つくシーンや、灯火管制といった戦時の姿を
どこまで理解できるのかわかりませんが
やはりそこは知っている大人たちが助言することも必要になってくると思います。

もし、こうのの原作本がなかったら、ここまで注目されることもなかっただろうし、映画化もなっていなかったのかも。

原作者のこうのは私と同世代、同じ68年生まれなんですね。
戦後生まれの彼女が書いたというのも魅力的であったし、
よく調べられているなあと・・・

戦争を背景にした話ではあるけれど食事のシーンを始め、当時の生活状況も細かく描写されています。

戦時という暮らしぶりを丁寧に描かれていましたね。

戦時を体験した人たちにとっては懐かしく思うだろうし、知らない世代には歴史を学ぶ格好の作品になります。

2011年に実写のドラマも放映されているのも見ましたが

実写にはない良さをアニメにしか描けないところも描かれていたと思います。

映像を通して伝承することの大切さを教えてくれた。

未だにどこかの劇場で上映されているというからすごいです。

漫画はひとりで読む物ですが、映画はたくさんの人と一緒に観て感動を共有する素晴らしさがあります。

主人公のすずをのんさんが演じています。
のんさんを始め、たくさんの声優さんたちによって息を吹き込まれていく、存在感は絶大でした。
まさにスクリーンから飛び出してきそうな感覚ですね。

戦争のことを次の世代に伝えなければ、と使命をもって作品に込められた片渕監督の思いを私たち観客は、それを受け止めるという責務があります。

すずさんの頭のあたりを触っているシーンがよく出てきます。
それが母であったり、周作であったり、幼なじみの哲であったり、周作の姉の径子であったり、

誰が触っているのか見ながらまた違う角度から見るのも、またおもしろい。

戦争というと暗いイメージがありますが今作は日常的な笑いのシーンもたくさん入っていて、すずさんはいつも微笑んでいます。 辛い顔は見せていません。

最後この世界の片隅にうちを見つけてくれてありがとう!
と周作に返します。そのセリフにはグットきましたし、

この映画の世界は決して遠い時代の昔話ではないということを教えてくれたような気がします。

映像の美しさに引き込まれました。
見た直後よりもあとからあとからグッとくるそんな作品かな。
じゃあなかったら、また見に来ませんよ。

繰り返し見てその良さがわかります。
なんでもっと早くに見に来なかったのだろうと思いました。

最後、拾った戦争孤児と一緒に暮らす終わり方もよいなあ。

私自身アニメはあまり好まないけれど、
「はだしのゲン」「火垂るの墓」といった戦争ものには涙してきた私です。

今作「この世界の片隅に」のあとにも続く作品が現れる
ことを期待してレビューをおきます。

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投稿:えこう

評価:4
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大勢のすずさん (投稿日:5/10)

今更だけど観ました。

胸が痛いです。学校で習って、同じ時を題材にした作品を幾つも観てきて、すずさんと同世代の祖父母に多少はあの時代の話を聞いた記憶が、観ているうちにどんどんストーリーと重なって思い出されました。

観るのは辛いけど、これからもこういう作品は作り続けなければならないと強く思いました。大勢のすずさんがいたことを忘れちゃいけない。»ガイドライン違反報告

投稿:TAKE

評価:4
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“今”という時代だからこそ、世界中の人に観てほしい! (投稿日:4/29)

去年の暮れに映画の舞台となった帰省先の広島で、映画通の友人に勧められて一人で…、今年になって連れ合いと二人で…、つごう2回観ました。
広島では、日曜の夜の最終回。遅い時間にもかかわらず、館内は幅広い年齢層の観客で満席でした。
エンディングが近くなると、自分も含め多くの人のすすり泣く声が…。クラウドファンディング支援者の名前がエンドロールに表示されると知られているせいか、館内が明るくなるまで席を立つ人はほとんどいません。
ロビーに出ると、パンフレットを求める人の長い列ができており、売り切れて買えなかった私は、当地に戻って2度目を観た際に購入しました。

地元での熱気を伝えたくて前段が長くなりましたが、これほど何度も観たくなった作品は本当に久しぶりです。
悲惨な戦争そのものを冗長に描くのでなく、当時の人々のささやかな日常が丁寧に、ほのぼのとしたトーンで描かれていることで、失われたものの大きさが逆に強く印象づけられました。

主人公の「すずさん」役、のんさんの声の演技が素晴らしく、広島弁も自然。作中に登場する広島の街まちは、私たち夫婦の見知っている所ばかりで「あそこは当時、あんな風じゃったんじゃね~」などと、帰りの車中での映画談議が盛り上がったこと、盛り上がったこと。

パンフレットを読んで、本作の制作過程での様ざまなシンクロを知り、この映画が持つ磁力や時代の要請…といった見えない力の大きさを、改めて感じさせられました。
本作で描かれたような“幸せな日常の喪失”は、あの戦争だけでなく、現代の紛争地やテロの現場で、幾たびも繰り返されています。
それを思えば、“今”という時代だからこそ映画化される必要のあった作品なんですね。

日本中の人に…いや、世界中の人に観てほしいです!»ガイドライン違反報告

投稿:月子

評価:5
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原作と監督の愛称バッチリ! (投稿日:3/28)

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もともと原作者が好きで無名時代の作品も含めてほぼ読んでいます。こうの史代さんの絵が動くだけでもワクワクしてしまうような私が語ると単なるファンレビューになってしまう。
そういうのは誰の参考にもならないから星だけつけてコメントなしで放置していたのですが、レビューは片渕須直監督という側面からの感想です。

片淵監督はマイマイ新子やアリーテ姫など自身のキャリアのなかで、”想像から創造される世界”というテーマを描いてきました。それはイマジネーションという魔法であり、感受性豊かな時期の少女だけが生み出せる奇跡でもあったわけです。この路線にこだわる作家性はある種の少女に対するフェチズムであり、個性とも受け取れました。

本作の主人公もまた妄想少女であり、片淵監督の本音としては世間で評価される戦争という内容よりも”お絵描き少女すずさん”という題材を描きたくて手が動いたと考える方が自然な流れだったのではないでしょうかね?いわば朝の連ドラのようなもので、戦時中が題材でも反戦ドラマとはまた趣向が異なる描き方だと思うのです。

ただ、この原作は妄想(お絵描き)という魔法を卒業する物語です。つまり少女が大人になって魔法を失うのですね。これが「悪くはないが淡々としていて地味」とも形容されていた従来の片淵作風に味わいと深みをもたらしたことは間違いありません。

<ネタばれ>
冒頭で描かれる人さらいは、感受性豊かな子供にしか見えない存在であり、トトロ的なお化けだと考えられます。
故にエンディングで描かれる人さらいに周作は気づきません。彼は大人になってしまったからです。そしてすずにはまだ見えるのですが、人さらいの籠の中からは彼女が想像した鬼(兄)いちゃんの嫁であるワニが手を振っています。つまりすずの中の妄想がさらわれていった=子供としての感受性を失ったという表現で終わりを迎えます。

「この世界の片隅に」というタイトルは「焼野原のどこかで」という直接的な比喩とかけて、「(この世界の片隅に佇む)ある少女の現実と未来」という意味合いも内包されています。
原作では豆知識漫画らしく戦時中の生活を事細かに注釈も織り混ぜて紹介していますが、作品テーマは戦時に生きた一人の少女の成長物語。無垢な妄想を捨てて精神的に大人にならざるを得ないがための状況設定として生活に忍び込む戦争表現があったわけで、これこそが監督の弱点だったダイナミックなドラマ性の欠落をカバーするに値する大がかりな舞台設定だったと思うのです。
<ネタばれ終わり>

従来作品で片淵監督がうまく描けなかった少女からの脱却という部分が、今回の原作には完璧なまでに描かれていて、監督に足りなかった要素を原作が補ってくれたことで、見事に名作が誕生したのではないでしょうかね。

無論3巻に渡る物語を1本の映画にまとめ上げたのは片淵監督の経験に裏打ちされた実力に他なりません。
けれども本作は完全に”化けた”としか言いようがない完成度でした。»ガイドライン違反報告

投稿:k-movie

評価:5
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皆さん、ありがとう (投稿日:3/20)

戦争・・テーマが私には荷が重いとこれだけヒットしている作品なのに敬遠していましたがもう1回観たいから・・と友達に誘われこのレビューのぺージで皆さんのこの作品に対する熱い想い感動に心動かされ重い腰がついに上がりました
・・観て良かった!!心からそう思えました
誘ってくれた友達にも勿論感謝ですが
私の背中押して下さった沢山のレビュラーの皆さんに心から御礼申し上げます・・

今回は自身のレビューではありませんが皆さんのお陰で素晴らしい作品に出会えました
本当に有難うございました

・・この作品がこんなに支持されるこの国もまだまだ捨てたもんじじゃないですね。»ガイドライン違反報告

投稿:ねもねも

評価:5
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つみかさね (投稿日:3/9)

話4、演3、画3、音4。片渕監督は、アニメ界の神山征二郎。武骨。小津、成瀬も想起したが、時間軸の積み重ねが重みを増していくそれと違い、手法としては「三丁目の夕日」。苦手だ。只、3点満点中3点+アルファの、それが素晴らしい。内容は原作に寄すとして、のんさんも勿論素晴らしいが、義姉の尾身さんがよく、義父の牛山さんの安心感も流石。不勉強なことに「火垂るの墓」は未見なので、類作は「長屋紳士録」「はだしのゲン(アニメ版)」「ライフ・イズ・ビューティフル」をオススメ。»ガイドライン違反報告

投稿:ちゅるりら

評価:4
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すずさん最高!感動をありがとう! (投稿日:3/7)

評判は聞いてましたが、予告編を見てもあまり面白そうに感じなくて、今まで見ていませんでした。今回映画館キャンペーンで1100円で見れたこともあり、鑑賞。
評判通り、いやそれ以上に素晴らしい映画でした。
戦時中に広島や呉で暮らす日常の物語ですが、それがとても面白いです。また、すずさんが可愛すぎて愛おしいです。昔の日本には、こんな女性が本当にいたんでしょうね。今の女性よりよっぽどいいです。クラウドファンディングで作られる理由が分かります。
自分がアニメ好きというのもあるでしょうが、去年から君の名はや聲の形などアニメは大豊作ですね。
それぞれに良さがありますが、この映画「この世界の片隅に」も超良作です。星は7つを付けたいです。

遅ればせながら映画でファンになったので、原作漫画も読んでみます。
のんちゃんの声もあってましたよ^^»ガイドライン違反報告

投稿:ハッシー

評価:5
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喜びや悲しみは色んな処に転がっています。 (投稿日:2/15)

この時代の様々な日常を描いています。
人々がどんな事で喜び、どんな事で悲しんだかが良く分かります。
映像も素晴らしいです。
非常に心が動かされる、本当の意味で感動する映画です。»ガイドライン違反報告

投稿:nodabo

評価:5
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過去の美化になりかねないが歴史再現の試みとして有意義 (投稿日:2/9)

昭和初期の生活を、世相のみならずその物質的なディテイルまでも、可能な限り再現しようと試みた作品、という点において非常に有意義。

リテラシーの無い人には、遠い昔の日本人を美化するだけで終わりかねず、歴史歪曲に利用される危険もある内容ですが、
(例えば本作では、主人公の住んでいる所を、畑が広がる郊外に設定する事で、現実の都会にあった朝鮮人差別や、(日米開戦から敗戦までの)白人(白人とのハーフも含む)差別など、日本の大衆の冷たさが顕在化していた世相は、描かずに済ませている)

リテラシーがある人が見れば、民主主義になってから70年経っても成長しない、日本の大衆像が、正確に描写されている作品とも言えるでしょう。

また、普段平和運動に関わっている人達の一部に、この映画を絶賛する一方で「君の名は」をこき下ろしている人達がいるようですが、両者は、そのストーリーからして比較が可能な作品ではないし、人物描写という点で見れば、本作より「君の名」の方が、掘り下げて描かれていると思います。

いずれにせよ、反戦の文脈で本作を賞賛するというのは、ちょっと薄っぺらな対応ではないかと思います。»ガイドライン違反報告

投稿:元電気メーカー社員

評価:3
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