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2009年1月10日(土)公開
投稿レビュー(45件)チェ 28歳の革命は星4つ
「チェ 28歳の革命」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、「良い」(星3つ以上)と「残念」(星2つ以下)に分けて表示しています。
革命児を誇張しすぎてる? (投稿日:2009/6/8)
うーん。
重厚感のある作品だと思う。
戦いに何が必要かを徹底して繰り返す姿は、芯の通ったかっこよさがある。
美化されすぎてるというか、誇張されているというのか。
「実在を元にして、映画にしました!!」っていう感じの少しオーバーな感じが見てとれたかな。»ガイドライン違反報告
心酔 (投稿日:2009/5/1)
ハリウッド映画にありがちな
エンターテインメント性を排除し
ドキュメンタリーのように
真摯にそして淡々と描いている
冒頭は
演説の為に訪れたニューヨークでのインタビュー
そして
唐突なフィデル(カストロ)との出逢い
瞬間的な革命への参加の決意
…え?
ほとんど何の説明も無い
あれあれあれれ?
淡々と
しかも
はしょりつつ
唐突にストーリーは進行する
途中ボ~ッとする
寝そうになる
しかし
非常にリアルに
ゲリラ戦の様子が描かれるにつれ
徐々に引き込まれていく
親切丁寧にお膳立てされて
分かりやすい説明的演出
多くの安易な伏線
早いストーリー展開とどんでん返し
お決まりの感動のツボ
等の
ドラマティックな演出に慣れ
それを期待している人には
この映画は退屈でしかない
しかし
何度も言うが
フォーカスはほとんど常に彼に向けられ
その小さな空間(?)の中で
小さな行動の積み重ねによって
進められていく手作りの革命
それを表現する描写は細かく
ある意味無機質で
非常にリアルである
重度の喘息を患いながらも
ジャングルでのゲリラ戦を
しかも常に最前線で
ゼェゼェ言いながら銃抱えて
進軍中に寄った村では
医者として治療行為を行い
従軍志願者には
「読み書きはできるか?」
と質問し、
出来ないものの入隊は断り
単なる寄せ集めとなる事を避け
軍を非常に厳しく統制し
自己の崇高な理想を具現化した
そして
捕虜処刑虐待禁止
暴行略奪の禁止
どころか
敵が残した車に乗っていた部下に
「今から返して来い!」
などと言う
他人にも厳格であったが
自分に最も厳しかった
それゆえに
民衆の信頼を得ていったのであろう事が
じわりじわりと
胸に染み入ってくるのである
初め
41歳のベニチオ・デル・トロが
28歳の彼を演じている事に
非常に違和感を抱いていたのだが
さすがオスカー俳優だけあって
特に国連演説シーンなんて
素じゃないか?
と思える位の演技だった
自己の(凝り固まった)理想に
どんな障害があっても
ただひたすらに突き進む
その(病的なほどの)パワー
完全にインスパイアされた
まあ
カストロと意気投合したいきさつ
革命前のキューバの状況
ゲリラ軍の勢力拡大の具体的状況
等々
欲求不満はかなりあるが
それを差し引いても
かなり
「きた」 »ガイドライン違反報告
宿命だったのだろうか・・・ (投稿日:2009/3/2)
かの有名なチェ・ゲバラの「キューバ革命」の時期を映画化。
「キューバ革命」成立までの話をドキュメンタリータッチで描いている。
ちなみに「チェ」とは「やあ」という意味で、呼びかけ時に使う言葉で、
革命軍内でも、心を許す人間には呼ばれている。
打倒フルヘンシオ・バティスタ政権のため奮闘していたカストロの弟と
メキシコで出会い、これがきっかけでキューバへ渡ることとなる。
ゲバラは元々医者だったため、軍医として革命軍に入り、
村を回っては、村人の健康診断を行っている。
それもあってか民衆に頼りにされ、讃辞を受け、かなり華やかである。
革命軍内では指導者として、カストロの命を受けながら進軍していく。
「キューバ革命」成立後、ゲバラはキューバの市民権を得た。
ここまでが「28歳の革命」で描かれている部分である。
なぜなのか?
血を流さない方法での革命の動きもあったはずなのに、
なぜ、戦闘を、戦争を選んだのか?
それが自分の宿命であったかのように・・・。 »ガイドライン違反報告
ゲバラの戦い (投稿日:2009/2/27)
革命のイコンとなっているゲバラ。
そのゲバラは喘息持ちだったんですね。
なのに葉巻吸ったら余計体に負担がかかると思うんですけど、
ジャングルの中では虫除けの意味もあったらしいんで、一長一短ですね。
彼と彼を取り巻く状況を淡々とつづっているので
なぜ彼が革命家になったかって根っこの部分がもうちょっと書かれてた親切だとは思いますが、
虐げられている人々を自由したいと思って行動するゲバラが伝わってきたように思います。
あとはフィデルってのがカストロだってもっと最初からわかってみてたら
作品の印象も違ったものになってたかな・・・。»ガイドライン違反報告
革命を目撃する (投稿日:2009/2/20)
チェ・ゲバラ。
おそらく、名前を聞いたことのある人は、多いだろう。あるいは、Tシャツやキャップなどのグッズで知っている人も多いのではないだろうか。
この作品は、チェ・ゲバラ、本名エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナが、フィデル・カストロと出会い、キューバ革命を達成するまでを描いている。
しかし、タイトルが『チェ 28歳の革命』となっているが、ゲバラの伝記というよりもキューバ革命の一連の流れを描いた記録映画のような印象だ。だから、ゲバラのカリスマ性や英雄像を思い描いて観ると、正直なところ、退屈してしまうかもしれない。しかし、キューバ革命に興味がある人や現在のキューバの状態に関心がある人にとっては、非常に意義のある映画であるだろう。
1964年のゲバラへのインタビューシーンから、映画は始まる。この時、ゲバラは、国連総会にキューバ代表と出席するためにアメリカを訪れていたのだ。
そして、場面は変わり1955年、カストロとゲバラの出会いのシーンに変わる。そして、ゲバラは7月26日運動に参加し、翌年、キューバへ向かった。
1964年と1955~59年のゲバラが交互にスクリーンに浮かび、1964年は白黒で1955~59年はカラーで撮影されている。
1964年のシーンは、白黒だからこそ、当時の映像のように見え、ベニチオ・デル・トロ演じるゲバラの演説に強い説得力を持たせていた。そして、その演説は、国連に訴えているのではなく、観ている私たちに語りかけているようにも思えた。
1955~59年のシーンは、ドキュメンタリーのようであり、撮影の仕方が計算され尽くしているのか、ゲバラを始めとする革命戦士の息遣いを感じ、共に泥にまみれて戦い、共に空腹に耐え、そして、共に革命を達成したかのような錯覚に襲われた。
さすが、リサーチに7年かけただけある。
そこにゲバラがいて、革命を直に目撃している感覚。若者には大きな衝撃を与えるに違いない。
ただし、この映画を観るにはやはり予備知識が必要である。なぜ、キューバ革命が起きたか。キューバ革命により何が変わったか。その時、世界の情勢はどうだったか。それらのことを知っておく必要がある。映画の最初に、ゲバラに関しての解説があるが、正直、それは役に立たない。何故なら、それは本当に基本的なことでしかないからだ。
だからといって、難しそうと思わないでほしい。現代は情報に溢れている。簡単でもいいから、文献やネットなどで調べてから観ると、より理解が深まり、あなたにとって観て意味のある映画になるだろう。
キューバ革命後、50年経った今、この映画が公開されたのには、どのような意味があるのか。
思想や主義は、人それぞれ自由である。
国を変えるために命をかけた革命家、エルネスト・チェ・ゲバラ。
特に若い世代には、ぜひ観てほしい。そして、知ってほしい。自分の主義、思想のために熱くなり、行動を起こすことの意義を……。
»ガイドライン違反報告
ドキュメンタリー映画的な雰囲気 (投稿日:2009/2/19)
25kgの減量で演じきった気迫と迫力のベニチオ・デル・トロの演技はため息が出るほどに深みがあってよかったと思うけれど、キューバ革命やチェ・ゲバラ本人に関しての知識が浅いこともあってか、どこか作品に入り込めない何かを感じてしまった自分。
ただ、それでも部下たちに読み書きなどを教えこんでいく側面、革命家として信念をもって生きている側面、国連会議でのパフォーマンスから感じるカリスマ性など、映画の中に散らばっているピースを重ね合わせると、そこにはとても魅力的に感じるチェ・ゲバラという人がいることを感じさせてくれる作品にはなってると思う。
観ていて思ったのは、ドキュメンタリー映像を見せられているような、どこか淡々と描かれている気がするなーという点。
キューバ革命の実質の成功についても、淡々と描かれた分、その成功への歓喜は共鳴できるようなところを削いでいたような気がする。
作品自体が後編につながることを考えた演出なのかもしれないけれど。。。»ガイドライン違反報告
50年前の回顧録 (投稿日:2009/2/14)
すごいんだと思う。
でも、あまり彼についての知識がないから、すごいと
しか言えない。
彼のカリスマ性の元は、個人を大切にすること
なのかもしれない。
一人一人相手の名前を呼んで握手をする。
そういった彼の基に群集は集まっていく。
「チェ」も彼の愛称。
彼の人柄が、民衆の支持を得たのだろう。
彼は、小さい頃から、喘息があったらしい。
映画の中でも、何度も背中をたたいてもらっているシーンがある。
それを見ていると、演技とはいえすごく苦しい気持ちになる。
それも、演技のリアルなのか。
年代が前後したり場所が変わるから、かなり混乱がある。
もともとそういった映画が苦手なのもあるけど、
数度見るか背景を理解していないと、この映画は難しい。
それは、反省。。。»ガイドライン違反報告
エンターテイメントはしていない (投稿日:2009/2/12)
悪い意味ではなく、淡々とした作品だった。良いドキュメンタリーを見せて貰った。
「一人のカリスマ」よりも「集団の力」の印象が強かった。チェの自伝ではなく、チェの近くにいた誰かが書いた戦記のように感じられた。たっぷりの脚色を加えるではなくて、一人の兵士として見た現実が映しだされている。
予備知識がないと前半は大分厳しいと思う。後半になればある程度解かってくるのだが、初めから勉強(知る)覚悟で観た方が終わった後に面白かったと言えるだろう。何も考えずに観ているだけだと、無理やり授業用ビデオを見せられた時のような、頭が痛い状態になってしまう。そうなるとこの作品は詰まらないに分類されてしまうかもしれない。
個人的に市街戦は燃えたのだが、強烈な演出がある訳ではないので、楽しい人には楽しいが、詰まらない人、興味を失っている人には何をしているのか解かり辛い。重要そうな作戦内容も端折って、結果だけ見せる場面もあったりするので、おおっ、と唸らせるタイプの作品ではない。
良く出来た作品だが、万人に薦められる作品じゃない。ドキュメンタリー、革命戦争、チェ・ゲバラ、等あらかじめ多少の興味を持っていた方がいいと思う。いや、これを観て興味を持った、でも勿論良いのだが。»ガイドライン違反報告
2作目のための本作 (投稿日:2009/2/9)
ソダーバーグはやはりこのような社会派映画の方が向いています。2作目のために作成された映画のように思います。ゲバラが革命に至るまでの道程を描いていますが、過酷な戦闘という印象はなく、むしろキューバ革命は素地が整い、必然であったような印象を受けました。この成功体験が理想家のゲバラを死に追いやったのではないか。2作目を見た、本作に感じた感想です。»ガイドライン違反報告
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デル・トロ (投稿日:2009/2/8)
骨太のデル・トロの演技が演技とは思えないほどリアルでした。
もちろん私はゲバラをリアルに知らないですが、この映画を観てしまった以上はデル・トロ以外は想像できません。
役作りはかなり悩まれたみたいですが、インタビューで「彼はしかいない」と言っていたのに納得です。ゲバラに似せた演技ではなく、彼の魂を表現されたのだなと感じました。ますます好きになりました。
ゲバラについては「モーターサイクルダイアリーズ」の映画と本で多少なりとも知っていたつもりですが、もっとキューバ革命についてや当時の時代背景の知識を入れてから観るべきだったと反省しました。
彼のTシャツやグッズなどが売れ、ファッションアイコン化されていることについて少し複雑な思いを抱きますが、彼の偉業を知るきっかけになるならば意義のあることなのかもしれませんね。»ガイドライン違反報告
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