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2008年7月12日(土)公開
1983年のリバイバル公開後、上映不可能になっていたフェデリコ・フェリーニ監督の名作が25年ぶりにスクリーンに復活。現実と幻想が入り混じった魔術的な映像世界が展開する。
映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。
43歳の売れっ子映画監督グイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は、過労のため湯治場を訪れていた。この地方で新作の撮影準備を進めてから5ヶ月。だが、構想のまとまらない彼はすでにクランクインを2週間も延ばしていた。彼の元には進行状況を気に掛けたプロデューサー、脚本家、俳優など、多くの人物がやってくる。しかし、その対応に追われて気の休まらない彼は混乱し、一向に映画の構想をまとめることが出来ない。彼の元を訪れた愛人のカルラ(サンドラ・ミーロ)も、彼の混乱に拍車を掛ける。彼の思いをよそに、周囲では着々と映画の撮影準備が進行していく。しかし、現実から逃げるように彼の頭には子供の頃の思い出ばかりが浮かんでくる。両親や兄弟に囲まれて幸せだった幼少の頃、娼婦とダンスをして罰せられた神学校時代…。その一方で、気分転換にグイドは妻のルイザ(アヌーク・エーメ)をロケ地へ呼び寄せる。しかし、彼女に浮気の事実が発覚し、2人の間は険悪になってしまう。カルラとルイザの間で板ばさみになったグイドは、女たちに囲まれたハーレムのような生活を夢想するのだった。相変わらず、グイドはオーディションを行っても配役を決定できないでいた。ルイザにも愛想を尽かされた彼は、かねてから出演を依頼していたクラウディア(クラウディア・カルディナーレ)と、その場から逃げるようにドライブに出かける。だが、心の中を見透かされ、彼女にも相手にされない。そして、いよいよ迎えた撮影初日。だが、混乱したままで記者会見にもまともに対応できないグイドのせいで製作は中止に。解体の決定したオープンセットを立ち去ろうとしていたそのとき、グイドの中で何かが変わる。混乱した自分の人生をあるがまま受け入れると決意したことで、彼は立ち直ってゆくのだった。
スタッフ
| 監督 | フェデリコ・フェリーニ |
|---|---|
| 脚本 | フェデリコ・フェリーニ 、 トゥッリョ・ピネッリ 、 エンニオ・フライアーノ 、 ボルネッロ・ロンディ |
| 製作 | アンジェロ・リッツォーリ |
| 撮影 | ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ |
| 美術 | ピエロ・ゲラルディ |
| 音楽 | ニーノ・ロータ |
| 衣裳デザイン | ピエロ・ゲラルディ |
| 字幕 | 吉岡芳子 |
キャスト
| グイド・アンセルミン | マルチェロ・マストロヤンニ |
|---|---|
| 妻・ルイザ | アヌーク・エーメ |
| カルラ | サンドラ・ミーロ |
| クラウディア | クラウディア・カルディナーレ |
| グロリア・モリン | バーバラ・スティール |
| ロッセラ | ロッセーラ・ファルク |
| サラギーナ | エドラ・ゲイル |
(c)キネマ旬報社
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