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悲しみが乾くまで
- PG-12
2008年3月29日(土)公開
作品レビュー(13件)悲しみが乾くまでは星4つ
「悲しみが乾くまで」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、レビューを「良い」と「残念」に分けて表示しています。
瞳は口ほどに・・・ (投稿日:2/9)
トロさんのことを「ステキ・・・」と思ったのは初めてかもしれないです。
なんだかいつも小汚いか、牧伸二に見えていたものですから・・・。
降りかかる不幸や躓く問題はハードですが
全体的に静かに力強く進んでいく物語。
主演の2人の色っぽさに目を奪われました。
撮り方もパーツごとのアップがとても多くて
特に瞳のシーンが多かったように思いますが
潤んでいたり、不安の色だったり、伏し目がちだったり
瞳からしっかりと伝わってくる感情が、言葉のそれよりもズーンとくるようです。
他にも耳や唇、指などもなかなか饒舌であったように思います。
人は弱い。が、弱くて強い。
手を取りあって慰め合うのだけが、人と人が一緒にいる理由ではなく
1人じゃないという事実、一緒にいる理由ももちろん大事だけど
誰かいるということが力を生み出すこともあるのだと感じました。
それにしてもハル姉さん、相変わらず年齢不詳であります。お肌ツルピカ!»ガイドライン違反報告
心の痛みを。 (投稿日:2/9)
かけがえの無い存在である夫の死は、あまりに突然で受け入れがたく理解できない。
夫につながる唯一の友人が、麻薬常習者であったとしても社会のはみ出し者であっても、眠れない夜を共に過ごすのは彼。
「嫌い、でも好き。」
家族の喪失を埋めるのは、新しい父親像。
こんなに切なく悲しく苦しい思いをして、傷つかなきゃ伝わらないのか・・・。
人間の弱さを認めて立ち向かう姿勢に共感する。»ガイドライン違反報告
ベニチオ・デル・トロが凄い! (投稿日:2008/4/27)
ハル・ベリーはベニチオ・デル・トロの演技がうますぎて、目立たなかったな。
主役だけど。
とにかく、ベニチオ・デル・トロって、こんなにうまいんだ〜。って、そればっかり。
あと、意外にもベニチオさん、ブラピに顔立ちもにてて、かっこいい。
「things we lost in the fire」って原題は、会話中に出てきた言葉だけど、原題の意味的には残された人たちって意味合いなのかな。
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- 評価:4
- 星評価
1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。
あなたはこのレビューをお勧めしますか?
ちょっと考える映画でした。 (投稿日:2008/4/18)
この映画は、男同士の友情
友達って奥さんが思うような人とは、中々なれませんね。
反対に気に入らないような人と成りますね。
それも旦那さんと正反対のだらしない人となったりしますね。
その中に個性的な魅力が有るんだと思います。
本人達は、親友なんですね。
気持ちの中で通じ合えるんでしょうね。
平凡な人には、面白みが無いですね。
ちょっと駄目な人には、何かしら引き付けるものを持ってますね。
男同士の友情がメインですが奥さんの気持ちも複雑ですね。
でも観てよかった映画でした。
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どんな人でも (投稿日:2008/4/18)
人は必ず誰かの役に立っている。
言葉でも、行為でも、存在でも、自分が意図しないところでも。
誰かが心を配るだけでは乗り越えられないこともある。
でも絶望の最中、たとえすぐ良くならないとしても、諦めてはいけない。
長年かけて成し遂げられなかったものが、
ある日突然、全く関係のないところで変化の兆しをみせることがあるから。
それと同時に、自分に注いでくれた善意は
有り難く受け入れていいんだということも、この映画から学んだ。
善意は必要なときに、必要な人のところへ
訪れるものだから。
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再生 (投稿日:2008/4/18)
ちょっと前に「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」立て続けに観て気になった
デンマークの女流監督、スサンネ・ビアの最新作。
続けて観たからか空気感が強烈に残ってて、
始まってすぐ、あ、この監督のだ、と思った。
これを含め私が観た3作ともどちらかというと裕福な家庭で、
愛する人を失う時どうするか、どうなるか、という物語。
舞台をアメリカに移したけど、
「悲しいけど生活に困るわけではないので
切羽詰まった感はなくあまり感情移入できない」
てのは変わらない。な〜んかちょっと?
夫を亡くした妻と、夫の親友。
傷を舐めあうように寄り添うのは、
途中まで「ある愛の風景」とかぶってないか?と思ってしまった。
ストーリーはともかく、妻を演じたハル・ベリーは
「チョコレート」を観たときと同じ感覚。
今回もほぼノーメークに近い。相変わらずキレイだけれど。
母の強さよりも、妻として夫を失った喪失感に動揺し、
周りに当たってしまう弱さを激しく表現する。
デル・トロ演じる夫の親友への態度はとても嫌な人になってしまうが、
最後、やっと夫の死を受け入れることが出来たのか、
声を上げて「泣くことができた」ときの感情の解放にぐっと来る。
対するデル・トロはとぼけた風で親友の妻の怒りをやり過ごし、なだめ、
子供たちの心の支えになる。
でもその内では麻薬に手を染め堕落する自分を見捨てなかった親友を失い、
「自分が」生き残っていることに罪悪感を感じているよう。
その静かな怒り、失望感、
一度さしのべられた手を離された時の呆気ない弱さが
悲しいほど素晴らしかった。
やはりこの人の持ち味なんだろう。
脇を固めるアリソン・ローマンと
名前忘れちゃったけど大抵悪い役をやってる隣人役の俳優など、
役者の素晴らしさに加え、
独特の目や手のアップで人の動揺や心の動きなどの表現する
この監督の演出に静かな再生を見て、
見終わったときには前向きになれる作品です。
子供はいつもキーのひとつ。
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2人それぞれの悲しみ (投稿日:2008/4/17)
大嫌いだった夫の親友…
けれど2人は惹き付け合う。
ジェリーを通して感じる夫ブライアンの優しさ、愛。
ただ2人は決して深く踏み込まない。
麻薬中毒の更正仲間であるケリーの結婚してるの?という問いに
結婚はしていないけど、子供が2人いる、
という返答をしたシーンが印象的です。
度々アップで映し出される目、目線が美しい。
目が物を言います。»ガイドライン違反報告
とても良かったです! (投稿日:2008/4/16)
この監督の作品は何人もの方が絶賛していながら、
私は未見でしたが、いい映画でした。
これがハリウッド進出作だそうですが、他の作品も見たくなりました。
愛する夫を亡くしたオードリー(ハル・ベリー)と夫の無二の親友ジェリー
(ベニチオ・デル・トロ)が葬式で初めて出会い、交流が始まる。
この監督の特徴なのかもしれませんが、目元だけが
アップになる箇所が何度もありまして。
その瞬間の人物の感情がダイレクトに伝わってくるようでした。
夫とオードリーがどれだけ愛し合っていたかというのも
一つ一つの仕草やエピソードで良くわかりましたしね。
麻薬中毒者のジェリーが薬が切れてもがく姿には、
一度堕ちたらなかなか抜け出せない地獄を痛感。
本人の意志もさることながら、本気で
サポートする人がいなければ立ち直るのは困難なのでしょうね・・
重い題材を扱いながら見ていてしんどくならないのは、
監督が優しい目で登場人物を描いているから。
オードリーの家がガラス張りで
陽光がまぶしいシーンがあったのも救いだったかもしれません。
大切な人が亡くなったという現実を受け入れるまで人は泣くことができない。
私が母を亡くした時もそうでしたが、オードリーを見ていたら
当時を思い出したのでした。
ハル・ベリー、すっぴんに近かったのでは?でもとてもきれいでしたよ。
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好きな監督 (投稿日:2008/4/7)
愛する人の死のショックを本当に受け入れ悲しみが襲ってくるには、少々時間がかかるものです。
でもそれをせずに居ると、心の傷は治りません。
いつかそれに向き合い乗り越えて行く時の為に、オードリーには、誰よりも夫を知り、彼の心がわかるジェリーが必要だったのだと思います。
ジェリーは親友の為に喜んでその役を受け入れたでしょう・・
演技派揃いなので、その悲しみはリアルで、とても深いものです。
『ある愛の風景』もそうですが、安易に恋愛に走らないのがこの監督の上手い所。
好きな監督です。
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デル・トロの存在感 (投稿日:2008/4/7)
「女」と「男」の脆弱さを「夫の死」と「麻薬」を通して描き出している作品。
女の悲しみと嫉妬心が交錯し、一度は受け入れて立ち直りかけていた男を
再び突き落とすことになるのだが・・
映画館から出るときには、前向きな気分にさせてくれる。
ポイントになるのは2人の子ども達。
悲しみにくれる母(女) に対して・・そして麻薬で苦しむ男に対して・・
素直で心温まる言動が影響を与える。
この作品は、デル・トロの際立った演技力が一番の観どころ。
顔のアップと長いワンカットがとても多いが、包容力ある優しさと麻薬と戦う
凄みの両極を完璧なまでに表現している。
その存在感に引きつけられてしまう。
感動する内容ではないかもしれないが、とても印象に残る映画。
音楽の選曲や使い方もうまく役者の味を引き出している。»ガイドライン違反報告
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