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卍
2006年3月25日(土)公開
[c]2005 アートポート
文豪・谷崎潤一郎の名作小説を、カルト映画の奇才・井口昇監督が映画化。妖艶な女性と同性愛にふける人妻とその夫の三角関係を、軽妙に描いた官能ドラマだ。
卍 映画のストーリー
映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。
資産家の娘・園子(秋桜子)は、老作家に自らが起こした情痴騒動の顛末を告白する。昭和46年、大阪。弁護士の夫(野村宏伸)を持ち、何不自由のない生活を送っていた園子は、絵画教室で知り合った妖艶な美人令嬢の光子(不二子)に「縁談を破談にしたいので、ふたりが同性愛者であるかのように振る舞って欲しい」と相談を持ちかけられる。光子を憎からず思っていた彼女は、冗談半分にそれを引き受けるも、やがてふたりは本当に肉体関係を持ってしまう。ところが、光子には破談になった縁談相手とは別に、結婚を約束した綿貫栄次郎という男がいたことが判明する。園子はまんまと利用されたのだ。それでも、最早、光子を愛して止まない園子は、やがて夫とも関係を持つようになった彼女を家に招き入れ、3人で奇妙な生活を始めるのだが、栄次郎の嫉妬からそれがマスコミに漏れると、彼らは心中を決意。しかし、運命の悪戯か、ふたりの謀か、園子だけが死にきれず、今も彼女は光子を想いながらおめおめ生き長らえているのであった。
スタッフ
(c)キネマ旬報社
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