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投稿レビュー(7件)モーターサイクル・ダイアリーズは星4つ

「モーターサイクル・ダイアリーズ」に投稿されたレビューを
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切なく、甘酸っぱい若い魂 (投稿日:2009/2/13)

 あまりに、あまりにも純粋で多感でナイーヴな若者は早世してしまうのか・・・ゲバラ青年は死に向かって突き進んでいたように思えて仕方がありません。
 それは逆に言えば「生」の充足感を求めているといえます。
 そして虐げられたものや弱いものへの共感と正義の追求。それらはたいへん素晴らしい感受性ですが、あまりにも純粋培養された魂には、悲劇性をもたらしてしまいます。
 ゲバラが通った全く同じ国々(アルゼンチン、チリ、ペルー、ボリビア、ベネズエラ)をかつて旅したことがあります。確かに近年までアメリカの「半植民地」として、いいように食い荒らされていました。南米の人たちは総体的にアメリカ政府にはいい印象を持っていません。私自身も「そうだろうな」と同感した部分が少なくありませんから。
 40年前ならばなおさら事態も悪く、資本主義の国アメリカへ憎悪もひどかったに違いありません。その後共産主義に目覚め、農民革命を目指してゆくゲバラの(今にして思えば)素直な思考過程が分かりすぎて切なくなってゆきます。
 フォルクローレの調べがまた切なさを掻き立てています。大地に生きる人々の哀歓を醸し出しています。
 
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投稿:すい炎

評価:4
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ゲバラ入門編 (投稿日:2009/2/7)


若き日のチェを。
彼曰く、旅自体が目的の旅。まだまだ観光地ではなく、むしろ危険多し。バカ正直だったり、ちょっとずる賢かったり、ケンカしたり、いろんなことが起こるけど、やはり一番は独裁者に搾取される人々やハンセン病で隔離された人々と接した時が後のチェ・ゲバラと呼ばれる彼の基となること然り。
彼の自伝や南米に関してを少しでも知りたい方々、是非、お試しあれ。
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投稿:seapoint

評価:4
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きっかけ (投稿日:2009/1/11)

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青年時代のチェが、少年期に別れを告げるために友とバイクで旅に出て、社会を知り、後の革命家になって行く元のストーリー。

途中、ドキュメントだった?と思わせる部分も有り、彼がどうするのか、何を感じているのか、ぐいぐい引き込まれる映画です。

ガエルがはまりすぎで、この後もカストロ物の映画にチェ役で出演したのも有名ですね。

この映画から、チェに興味を持って、カストロやキューバの革命頃の映画を見出したので、私の中ではチェはガエルのイメージが強いのです。

『イントゥ・ザ・ワイルド』に近い感じ。
その後・・が違うわね。

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投稿:

評価:5
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ノートン車のエンジンの鼓動に痺れます! (投稿日:2008/3/28)

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 映画の序盤のテンポのいい編集・構成で、手際よく登場人物、彼らを取り囲む状況、時代が説明されていく。場所はアルゼンチンのブエノス・アイレス。時は1952年1月。23歳の喘息もちの医学生エルネストと30歳の誕生日をラテン・アメリカ大陸の最北端で祝おうという生化学科の学生アルベルトは、「全能」の渾名を持つ1939年製Norton・500ccで4ヶ月の予定で8000kmを走破しようというバイクの旅に出かける。ブエノス・アイレスから西にアルゼンチンを横断し、アンデス山脈に向かう。国境を越えてチリに入り、雪の山脈を越えて、今度は山脈に沿う形で北上し、ペルー・コロンビアを通ってヴェネズエラに入るというコースである。
 バイクの旅の醍醐味は、自然の中を風と一緒に走ること。結局はこれに尽きるのであるが、しかし、30分も続けてバイクで走っていると、革ジャンを通して次第に風の冷たさが滲み通ってき、首の周りや袖口の開いたところから風が入り込んでくる。更に、同じ姿勢でバイクを駆ったままでいると、次第に体が硬くなる。腕、肩、膝から始まってじわじわと体の芯へと硬直していく。適当な時間にバイクから降りて硬くなった体をほぐさないといけない。そして、田舎道を走るときの注意:1.舗装されていない田舎道は砂利で滑ること。2.次にどこでガソリンを入れなくてはいけないかを常に頭に入れておくこと。ガソリン・スタンドは自然の中にはあちこちあるものではないから。しかし、こんな障害があるにもかかわらず男達は旅を続ける。
 旅の目的は、本でしか知らないラテン・アメリカ大陸を体験すること。昔、1970年代の日本の国鉄のキャンペーンで、「ディスカバー・ジャパン」というものがあった。これは、高度経済成長政策が軌道に乗り、日本もその経済力を生かして外にその影響力を伸ばしていくことが可能となり、ようやく自分の存在基盤に目を向けようという心の余裕が出てきたことに対応する動きだととも言える。こう考えると、この約20年前に太平洋の反対側にいたエルネストやアルベルトなどの心ある若者が自分達の住む大陸に目を向けていたことの先見性に頭を下げざるを得ない。こういう内面的態度でエルネストは、この旅行中、ラテン・アメリカの歴史的伝統だけではなく、この美しい大陸にはびこる貧困と社会的不正にも目を向けていく。このことは、必ずしもストーリーの論理的必然ではないのであるが、しかし、その後のエルネストの武装革命家としての将来を鑑みると、この映画のストーリーが何となく説得性を持ってくる。その真摯さと謙虚な若さに私は新鮮な思いを新たにした。
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投稿:やまひで

評価:4
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マーベラス!僕は大好きです。 (投稿日:2007/3/21)

チェ・ゲバラの若い頃の話。チェ・ゲバラがどんな人か僕はいまいち知らなかったから、新鮮でした(医学生だったとは!)。この映画で描かれていることがきっかけでたぶん、キューバの指導者になっていくんだろうけど。知識がなくて、僕の中だとチェは悪人(笑)とかおしゃれTシャツの柄だ、というあんまりいいイメージなかったですけど、すごい興味持ちました。

華奢で読書家で正義に厚く人には公平(ダンスは下手だけど:笑)…とにかくゲバラはいいヤツ。近くにいたら友達になりたい(笑)

南米をほぼ一周するロードムービー。南米の美しい映像は間違いなく、人を旅に駆り立てる。これ見てたら旅に(特にバイクで)行きたくなった。

僕はこの映画大好きです。おススメ!»ガイドライン違反報告

投稿:ひらたいら69

評価:5
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エルネストからチェになるまで (投稿日:2007/2/15)

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サレスは、エルネストとアルベルトの旅を丹念に描く。観客も同じように追体験させるための映画だった。私自身もチェ・ゲバラのことは、キューバ革命の英雄でしか知らない。Tシャツになったり、左翼系の映画にポスターで出てきたりとよくアイコンとして使われている。あまりに普通な青春ロード・ムービーのため、この喘息もちの青年が武装革命を指揮したとは、とても思えない。そういう点では、有意義な映画であったが、かなり原作に忠実に作ったので脚色が足らない感じがしました。特に、ナレーションが多いのが気になりました。戦争映画とかは、事情が複雑なのでナレーションがあったほうがいいケースが多いのですが、こういう映画は、、画面と俳優の迫力、脚本力で乗り切って欲しい。しかし、ロバート・レッドフォードは、チャレンジャーだと思いました。映画人として顔もかっこいいし尊敬します。チェの理想主義と映画の相性は、とてもいいとも感じました。»ガイドライン違反報告

投稿:上海十月

評価:3
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若者から革命家へ (投稿日:2006/10/1)

恵比寿ガーデンシネマズで『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観た。平日で、上映が始まってから結構経っていて、という条件でこれだけの人がいたら”混んでる”と言っていいのではないだろうか。主人公が若き日のチェ・ゲバラという事を除けば、普通の青春映画かつロード・ムービーであった。好奇心あふれる医大生からキューバの革命家に変わっていくきっかけがこの旅という事は事実なので、それを追体験出来たのというのは興味深かった。でもこんなに大ヒットするもんなのかは分からなかった。それだけチェ・ゲバラという人物にみんな興味があるって事なのか。旬のガエル・ガルシア・ベルナル君が出てるからか。
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投稿:キムマキ

評価:4
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