映画-Movie Walker > 作品を探す > 荷車の歌

山代巴の原作を「異母兄弟」の依田義賢が脚色し、「赤い陣羽織」の山本薩夫が監督した農村ドラマ。全国の農村婦人のカンパによって資金がまかなわれた。撮影も「赤い陣羽織」の前田実

5/5
[?]評価方法について
総評価数 7
レビュー 1
投票 6
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (6)
星4つ 0% (0)
星3つ 16% (1)
星2つ 0% (0)
星1つ 0% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

明治二十七年--広島県の山奥の村。地主の屋敷に女中奉公するセキは、郵便配達夫の茂市に求婚された。茂市は、一銭も月給の上らない配達夫を止めて、荷車ひきになると言った。茂市に好意を感じていたセキは、勘当の身となりながらも嫁いだ。二人は、一台ずつ荷車を引いては村を出て、往復十里の道を町へ通った。やがて車問屋になる日を胸に描きながら。姑はセキに冷たく、茂市の弁当箱には米の飯をつめ、セキの弁当には粟飯をつめるような人だった。セキはやがてオト代を生んだ。オト代は気性の勝った娘に育った。祖母の荒い仕打ちに逆いいびられ通しのオト代は、コムラ夫婦に貰われていき、村を去った。セキは次々と子供を生んだ。姑が病気で倒れると、セキは心の底から看病をした。姑も、涙をこぼしセキの手を取って死んでいった。--茂市とセキは、車問屋を始めることが出来た。が、間もなく鉄道が通じ、山奥の村からは荷馬車が荷を運ぶようになり、手車は時代の波に取り残された。子供たちはそれぞれ一本立ちするようになった。オト代と次女のトメ子は結婚し、長男の虎男は鉄道の機関手、末っ子の三郎は電車の運転手になった。セキの上にも幸福な日が訪れたかに見えた。だが、茂市には隠し女があった。茂市は、オヒナというその女を家に連れこんでしまった。大東亜戦争--虎男も三郎も召集された。そして戦争は終ったが、三郎は戦死し、茂市は泥田の中で倒れて死んだ。「セキよ、長い間ようこらえてくれた。……」とセキの手を取りながら。茂市の葬式には、子供や孫たちがやって来た。供養にササ餅を作ろうとセキは言い、薪とササを取りに孫たちを乗せ、力強い足どりで荷車をひいた。行手には、戦地から帰った虎男の姿があった。

見たい映画に
登録した人
3

作品データ

製作年 1959年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 145
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク
Clip to Evernote
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 山本薩夫
製作 中山亘立野三郎
原作 山代巴
脚色 依田義賢
撮影 前田実
音楽 林光
美術 久保一雄
編集 河野秋和
録音 空閑昌敏
照明 内藤伊三郎

キャスト

茂市 三國連太郎
セキ 望月優子
岸輝子
オト代 左幸子
トメ子 小笠原慶子
スエ子 加藤鞆子
虎男 塚本信夫
三郎 矢野宣
初造 西村晃
藤太郎 稲葉義男
ナツノ 水戸光子
三造 佐野浅夫
コムラ 奈良岡朋子
リヨ 利根はる恵
ヒナ 浦辺粂子
鈴枝 赤沢亜沙子
コユキ 辻伊万里
西屋の女房 戸田春子
セキの父 大町文夫
セキの母 安芸秀子
ナナシキの旦那 小沢栄太郎

レビュー

山本薩夫監督が描いた明治~昭和の農村もの

投稿者:たっかん

(投稿日:2016/07/10)

山本薩夫監督が、明治時代から昭和(第二次世界大戦直後)までの…

[続きを読む]

支持者:0人

WalkerTouch
最近チェックした映画館・映画
おすすめ情報
WalkerTouch
Movie Walker モバイル
QRコード:Movie Walker

携帯で上映スケジュールや映画ニュースにアクセス。待ち受け画像も充実。
»詳しくはこちら

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 荷車の歌

ムービーウォーカー 上へ戻る